ラーメン二郎八王子野猿街道店2~王者の貫禄シークァーサー! 大つけ麺麺増しアレコレ

秋めいてきた9月も下旬、そろそろ行かなきゃ終わってしまう!

そう!

野猿の夏、シークァーサー!

大つけ麺(1,040円)+シークァーサー(100円)+募金麺増し+たまねぎたまご(100円)+和風BB(150円)+しょうが(50円)×2です。

12時30分、店内含め約25人の行列に接続、圧倒的な回転率で13時10分、着丼!

野猿は今回でまだ2訪目。こちらで麺増しするのは初めてなので、g指定はせずお店におまかせ。
すり鉢ではありますがそこまで大サイズではないですね。8号かな?

因みにコールは野菜マシマシ。
まだ愛されていないので、マシマシと言えど標準的な標高です。

それでは駆け込みシークァーサー、いっただっきまーす!

ぱくり。

!!!

トッピングの和風BBは所謂魚粉ですが150円するだけ有って分厚く層を為すほどたっぷり。唾液持っていかれるくらいです。
しかも私の好きな鰹節がプンプン薫り、他店のような鱗的な銀色の粉が混じらない生臭みの無いタイプ。麺やスープとも試してみたかったのですが、こぼれそうで、慣れぬ私は野菜だけで完食(汗)。

そんな野菜はシャキシャキ感かなり強め、キャベツ率も高く緑の濃い部分から芯まで満遍なく含まれています。

スープ!

うぅ…。黒いレンゲって分かり難いですね…。

くぴり。

!!!

はぅあっっ!

バチクソ🔥ウマい【笑】!!

酸味に強過ぎる私はシークァーサーの微かな酸味は味覚神経ほとんどスルー、柑橘果汁の爽やかな甘味とこれぞ野猿!的なムンムンド乳化の旨味がガツンと来ます。
やはり野猿、このスープは圧倒的です。これまで来なかったことを猛省するレベルです。
よく見れば黒ゴマや唐辛子も目視出来、通常のつけ麺のつけ汁がベースで有ることが分かりますがシークァーサーの配分が絶妙でまるで別物。
因みにさっぱり感は有りつつもやはり油膜はかなり厚めです。

しかもこのつけ汁、野菜に物凄く良く合います。
まさに温製ドレッシング。これは野菜増さなきゃ勿体ない!

はっとしたところでメーン。

ズルウッ。

!!!

ギュギュッと締められ中太ながら極太もかくやの弾力、小麦が香り立つ王者の風格。
初訪時よりずっとインパクトが有ります。
表面はザラつきが強くそのまま啜るのは難しいです。しかしそれだけにスープの拾いは抜群、油分も相まり圧倒的なツルツル麺へと変幻します。

ツルルッツルルッ!

ああこれぞ麺増しの醍醐味。
食べても食べてもまだまだたくさん残ってる!(喜)

この辺りで混ざり出した生姜がこれまたこのスープに物凄く良く合います。生姜の清涼感がどこかフルーティー、個人的にはニンニク無しも大正解。

が、そこで本日の🐷さん…と野菜上ステージに引き出しまして…

ちょっと薄いなぁ…なんて思いながらつけ汁の下を箸で探ると

あ、あれ?

あれれれっ💦

野菜を求めて探る箸に引き出される豚豚豚。
これまだ水面下の豚引き出し切れていません。

これ、本当にデフォ量ですか…?!

慣れぬ豚増し状態に、一気に上がる心拍数。
大つけ麺券の「残したらおしおきします」の印字が眼前に浮かびます。

が、神豚と名高い野猿の豚、ここは素直に喜びましょう。

ガブリ!

!!!

おお!

よく見れば全て私好みの赤身主体、しかも様々な部位が入っており楽しさマシマシ!

ゴロンゴロンの端豚は味染み良く、歯応えはかなり強めながらそれ故に口中滞留時間が長く、奥歯で豚を噛み締めながら、口の中央で野菜や麺を咀嚼すれば肉汁と砕かれた肉片との口中調味を満喫出来、肉一口分で野菜や麺が3、4口分進みます。

正肉スライスは柔らかく、そのままを頬張るのが一番の至福。
たっぷりの肉を思う存分楽しみます。

ほぐし状のものは野菜と一緒に麺上へ。混ぜ麺風に味わいます。

うぅ~ん、めっちゃ腹にパンチ来ましたけど幸せ~💕

と、言うことで、視覚的インパクトを緩和するためいつもは最後の豚さんを中盤で食べ切り、平常運航に戻ったところでたまねぎたまご。

たまねぎと生卵だけで100円は高いなぁと思ったのですがこのたまねぎ、全く水にさらしていないのでたまねぎの鮮烈な香りが味わい以前の味変効果大、もともとそこまで「すき焼き風」の食べ方が好きな訳でも無いのですが、ピリッとした辛味も良くてこれはなかなかのアイテムですね。

女性サービスのうずらさん発見~。

本来、プチラーメンにしか入らないコーン。
他のメニューで見付けると、幸せになれると言われているとか?

つけ汁は、底に唐辛子や胡椒が溜まっており、又、冷めてしまうと塩味をきつく感じてしまうのが残念なところ。
シークァーサーシリーズに、冷やし汁なしがあったらなぁ…。

あぁ~、大満足大満喫。

やっぱり野猿は最強ですね。
しかも店員さん、本当に観察眼が鋭いと言うか仕事が出来過ぎと言うか、客が一番度胆を抜かれるポイントを的確に射抜いて来るところが恐ろし…いや素晴らしい。

再訪ですっかり私も野猿の虜。
本来、脂がキツいド乳化系は苦手な筈なのですが、ここはその攻撃力も魅力です。

ごちそうさまでした。