遠くて諦めていたけれど
近い本店で満足だけど
やっぱり食べたい八景夏期限定のつけ麺!!
と、言うことで、つけ麺最終日の今日この日。
降り立ちました金沢八景!
さすがに全道程だと片道60㎞超え。諦めて川崎までは自転車で行き、そこから電車。普段は通勤も自転車の私、プチ旅行です。
京急電鉄の座席が新幹線みたいに全て前向きなのに驚き、停車駅一覧を見れば三崎から成田空港までつながっているのに目を丸くして、子供のように窓にべったり張り付いて、飛び去って行く風景に心を奪われ危うく降り損なうところ(爆)。
今回はエリアさんがご一緒してくれました♪
こちら麺屋歩夢金沢八景店では麺増しが出来るのはラストロットのみ。土日は通し営業の為、本来、昼のラストロットは有りません。
が、今回、エリアさんの事前連絡と時間帯、お店のご好意で麺増しして頂けることに。
ありがとうございます、すみません💦
大つけ麺(1,000円)+海苔W(100円)+生姜W(100円)、アブラ抜き。コールはいつもの野菜マシマシ。
こ、これは…?
この器は店主の師匠さんが、タイのバンコクで購入してきた舶来品だそうな。
ですがこれ、一体本来の使用用途は何ですのん?
つけ汁。
つけられないどころか決壊したスープがタオルで抑えても塞き止め切れず、スカートまで滴ります。
ダイナミック過ぎて笑いが止まらない!!
これは急げといただきます!
ぱくり。
おぉお!
熱々野菜はシャキシャキで、青々とキャベツ率高く野菜女子大喜びです。キャベツの芯も外皮に近いところも絶妙な茹で加減!👍
とにかく野菜を減らさないと、美味しいスープがヤバいので、私なりの全力疾走でバクります。
ましゃぺいさんの動画でオススメされていた、麺上に生姜♪
お待ちかねの麺行きますよ♪
ズルウッ!
!!!
こ、これは!
本店とはまるで別物。
本店の麺が小麦の荒々しいまでの風味を凝縮して発現しているのに対し、八景は所謂大吟醸。息を呑むように澄み渡る小麦の柔らかさの後に口腔に広がる穀物の甘味。
好きだ!
プルプルと加水率高く、柔らかめながらキリリと冷水で締められた麺はそのままで心地よく喉を滑り、啜る啜るその悦びに、ただひたすらに耽溺します。
存分に麺だけを楽しんでからは、つけられないつけ汁の野菜をおかずに米のように麺を啜り、ようやくお目見えスープ!
ゴクリ。
ふわぁ~。
美味っっっ!
豚のコクと出汁の甘味、強過ぎないゴマ油の風味が同ベクトルで旨味を広げ、野菜と麺の味わいを鮮やかに活性化させます。
本日の🐷さん。
この巻きバラチャーシュー、物凄く丁寧に作られています。巻き込む豚の厚みが均一で、噛み付けばクルルンと心地好くほぐれ弾力を残しつつジューシーな肉質。脂身少な目なのも私好みで味は染み染み。本店と醤油が違うとのことですが、正直醤油の違い以上にその日ごとのブレというものが有るので、そこまで醤油の違い由来についてはよく分からず。
トンテキか!と突っ込みたくなるような大きな腕肉。意外ですけどこちらのほうが柔らか。フルフワで旨し!
高さ的にはそこまでではないのですがこの麺の器、寸胴型なのですり鉢と違い底面積が広く思った以上に容量が有ります。
700g申請の筈ですが、体感的には1㎏くらい有るような?
けれど、ラーメンと違い最後まで麺をスープに浸けずに済む為、濃い味になってしまわないのが良いところ。
又、冷たいという点も、水代わりに舌をすっきりさせてくれます。
が、最後に残ったつけ汁の、味はさすがに濃く固まったラードもキツそうだったので今回はつけ汁はお残し。
実は、つけ汁は冷めたらお取り替えしますよ、と言って頂いていたのですが、いつお願いしたら良いか分からなかったんですよね。
汁が残っているのに取り替えてもらうのも勿体ないような気がするし、残っている野菜は麺のほうに移して丼を出せば良いのかとか考えてしまって…。
まだまだつけ麺道は長き道のりの中途ですね。
本日お店にいらっしゃったのは、師匠こと店主様と助手のモリさん。
アルカイックスマイルの師匠さんは物腰柔らかく、爽やか好青年のモリさんはハキハキ適切で丁寧な言葉選び。
朝御飯を抜いて来たから食べきれると思ったんですが…と残してしまったことを済まなそうにしているお客さんに、いや、抜くと余計食べられなくなりますよ、胃がびっくりしますから軽く食べたほうが良いんです、なんてお茶目な言葉を交わしたり、二郎インスパイアとは思えない接客の良さ。
普段は、女性店員さんもいらっしゃるらしいので、更に華が有るのではないでしょうか。
惜しいのはテーブル席が無いところですね。
遠いですが、再訪必至。
ごちそうさまでした。