な、な、何ですと？！
我らが野猿に空き巣ですと？！
それでも翌日本日は、必ず営業するという野猿の力強いツイートが、私を一安心させてはくれていましたがいても立ってもおられず一路野猿へ！
12時、約30人の行列に接続、その列はみるみる駐車場の方へと伸びて行きます。
13時、着丼！
大つけ麺
麺増し
✨きまぐれたまご(MOROMI味)×２
生姜
アブラ少なめ味薄め
野菜マシマシニンニク少し
厨房は、店主様、金髪助手さん、眼鏡助手さん、若い助手さんの４人体制。
昨日の今日。心身共にお疲れでしょうに、見た目は皆さん明るくきびきび仕事されておりさすがの野猿。
そして本日は昨日の分で、本来なら日曜日には提供無しのきまぐれたまごが「超おすすめ！」のツイートにもあった通り券売機にキラキラリン、しかも食べたかったMOROMI味。
思わず２枚買いして良いか助手さんに聞けば何枚でもよいですよ！という気前の良い返答。
思わず券売機のボタンを連打しそうになりましたが、きっと私のように普段きまぐれたまごを食べられない人がこの行列の後ろに並んで居るに違いないと２枚止めです。
嬉しいなぁ…きまぐれたまごさん…。
１個だと最後までもったいなくて食べられないのでどうしても濃い味の後になって本来の味を味わえていないだろうのがつくづく前回残念だったんですけれど、今回は初盤でいけちゃいますよ♪
卵に散見されるもろみの破片や汁の色味、見るからにそそられます。
本日は綺麗な野菜富士、汁につけるスペースを残す優しい盛りのつけ汁。
大好きな野猿麺。これ、厨房で店主様自ら手揉みされているんですよ！
いやぁ、男の前腕屈筋群に惚れ惚れしますわ♪
それではピンッピンのお野菜からいただきます♪
ぱくり。
本日はかなりレアなしゃっきしゃきでスープを弾く勢いです。それではとスープに沈んでいる野菜を頬張れば、滴るスープがジューシーなもやしがペコペコお腹を刺激します！
さあさあ、素の麺を啜る至福の一口目。
ずるうっ！
っあー！
ツルッツルながら瑞々しくグミッグミ。
心地好い弾力と喉越しが両立するザ・野猿麺。
これこれこれ、これですよ！
舌触りも滑らかで捩れプルプル唇に心地好く幾らでも一気に啜れる爽快感が堪りません。
それだけに、本日すり鉢出動率が高かったらしく、すり鉢が食洗器出したてで粗熱が残っていた為、麺に熱が移って一部粘っとしてしまっていたのが残念！
それではお楽しみきまぐれたまご！
…のつけ汁(笑)。
ちゅる…。
！！！
第一インパクトではもろみならではのこってりとした発酵の甘味がガツンと来ます。が、それがスウッと引いて後味スッキリ。これ身震いするほど美味しいぃ～。
一口で心底笑いが止まらないままきまぐれ麺を啜る啜る、更に生姜をちょい乗せすればスパイシーな風味が更にMOROMI味を引き立てます。
１個だけよ～パッカーン♪
いや、前回同様、パッカーンまでに箸が大変なことになっているんですよ！
卵に箸が３分の２くらい食い込んでいるのにムニーンと白身の伸縮性が高くて全く割れて来ないのです。
そうあれだ、この感じ何かに似ていると前回も思ったんですけどまるでおっぱいの柔らかさ(えっ？！)。
ハラハラドキドキようやくパッカーン出来たのを…。
ぱくり。
はぅ～ん…。
つけ汁程に味は濃くなく、ライトな塩味と、もろみに勝るね～っとりな卵黄の甘味が脳髄を痺れさせます。
この緩急の付け方、野猿は本当に上手いと思います。幸せです～。
それでは本日のスープ！
ゴクリ…。
ああ本当に、まろやかでいてズドンと来る乳化スープならではの重厚さ。ちょい前回より甘味控え目で唐辛子的なピリ辛感強目。とろみを感じる程の豚の濃ゆさが舌から喉から全身に勢い良く流れ込みます。
一時は普通にマシコールでニンニクを増して辛さがきつかったのと匂いがなかなか消えない為増さないでいたニンニクですが、少しにして早いうちにスープに沈めてしまえば丁度良いことに気付いた昨今。野猿汁にはやはりめちゃくちゃ合います♪スープに少しニンニクが漂って来る辺りの味変が堪りません。
本日の豚さん！
薄めながら大きな豚さん。ちょっと脂身が多めですがプリプリで苦手な感じがしないコラーゲンチックな脂身です。
赤身もジュワッと１枚は柔らかく１枚はしっとり&固くない弾力系、やっぱり野猿の豚さんは美味しーい！
一度豚増し券にお目にかかってみたいですね♪
もう無我夢中で両手で野菜を麺を、バリバリツルルッバリバリツルルッ、スープを丼から直接グビグビ、スープに浸った豚を齧って喰らい最後はデザートのきまぐれたまご様をうっとりと味わって…。
デフォでも美味しいつけ麺ですが、きまぐれたまごが有るとマシマシ楽しい！
そして今日は、ツイッターでずーっとお会いするのを楽しみにしていたチームひらがなの常連様方にもお会い出来、もう帰り道の多幸感が半端無いです♪
ラーメンを通したくさんの素敵な人達が集い支え合い、逆境にも苦難にも負けず力強く乗り越えて行くパワーを私にくれる場所。それが我らが野猿二郎。
ごちそうさまでした。
