北風小僧の寒太郎~♪
何だかんだで決定的に気温が下がった土曜日は、もしやチャレンジ絶好日和?
そう、気になってた「辛い奴」。
14時、25人の行列に接続しましたが後から後からお客様。今日は昼夜営業で、昼は3時までの営業ながらこの雨のなか皆さんやっぱり来るんですね。
しかも今日はお子さん連れ、若い男性のグループが目立ちます。
入店すれば、金髪の助手さん、毎回お会いしているニコニコ笑顔の助手さん、店主さんの3オペ、ようやく顔を覚えて来ましたね。
本日のオーダーは大つけ麺(1,040円)+辛い奴(50円)辛さ半分+ねぎ(150円)+生姜(50円)×2です。
そしてどうぞと示された最奥の座席は。
椅子が金色!
相変わらず突っ込みネタ満載感を感じつつ着席。
今回は初の辛い奴チャレンジ、しかも明後日は健康診断ということで、麺増しはグッと我慢。
コールは勿論野菜マシマシ。
が。
笑顔の金髪助手さんに渡された(何故か)すり鉢、(何故か)盛り盛り麺量がヤバ過ぎる!
見た目からして野菜も麺も、総重量私の野猿史上おそらくMax!。
す、すみません、今日麺増ししてないんですけど?!
キョドる私に「ええそうですけど♪」甘く囁く金髪助手さん。
ああっ!
若いイケメンに微笑まれたら、ありがとうございますと応えるしかないではないですか!!(泣)
が途端に火が着く、すり鉢魂。
本当は麺増ししたかったんです。
以心伝心これも宿命。
いざ❗
つるるーっ!
!!!
今回はベジファーストなんて言ってられません。
視覚的圧力が半端ない麺に速攻です。
が、啜ってびっくり野猿麺、これまた私的野猿史上一のイケ麺が降臨!
まじか…。
これは麺増ししなかったら大後悔してたヤツです。
この寒い時期だからこそ、水道水でもきっちり冷水。ドッキュンドッキュンに締められた麺は中太より多少細めながらも捩れうねり、吸引と共に唇をグリグリと愛撫します。
見た目より腰が強く、かつ太過ぎないので心地好く名残惜しさを残す絶妙な噛み応え。
二郎スタンダードよりは加水率高めなれど一般的な縮れ麺ほどプリプリの水分量ではなく小麦灰分まで凝縮されたオーションの旨味が堪りません。
前回のシークワーサーの時よりも表面がツルツルなので、勢いマシマシでそのまま一気に啜って行きます。
更に今回初挑戦のネギ。
これがまたゴマ油の風味が強く芳ばしく強気の150円ながら納得の増し必須のトッピング。
歩夢のネギより油感が少なくネギの強さが有り、麺でる南大沢よりゴマ油が効いていてネギの苦味と辛味が抑えられている感じでしょうか。
麺上に移してまぜ麺風に。更に浸けられないつけ汁から野菜を絡ませながら麺をガンガンバージョンチェンジしていきます。
幸せの黄色いコーンにほっこり。
体ポカポカ生姜Wと女性の証、うずらのサービス。
今回、味薄めにしてみましたが、それでも結構塩分濃度は高め。
けれどカエシのインパクトが穏やかな分、出汁のまろ味がより感じられます。
但しやはり豚濃度のインパクトはデフォには全く及ばないのであのド乳化スープが好きな人には物足りないかもしれません。
辛い奴は、辛さ半分と言うことも有り口に含んだ瞬間は辛さはほとんど感じませんが、後から喉にピリピリ来ます。
単なる唐辛子ではなくタバスコのようなクセの有る味わいも有るのですが辛味に疎いので良く分からず。ただ痺れ系ではないようです。ラー油ではないので私の苦手なオイリー系でないのがより良いです。これは通常レベル(2倍)でも行けるかも。
相変わらずステーキのような本日の🐷さん。
味付けも程好いカエシの染み具合と蕩ける柔らかさ、それでいながら部分部分に寄って肉肉しい弾力も併せ持つ、豚最高峰の一つではないでしょうか。
こんなに大きいのに脂身が多くないのも非常にポイント高いです。
しかもピリ辛スープを含んでこれはめっちゃ美味しい!
初めはすり鉢の形態上、食べても食べても減らないように見えた麺も半分を過ぎれば加速度的に減って行きます。
味薄めでもやはり味が染み過ぎて濃くなった野菜をパスタソースのように素の麺と絡ませながらフィニッシュ!
勝った~!(何に?)
それにしても心の準備無しの殺人的な麺増し、思いっきりビビりましたが案外緊張していないほうが食べられるのでしょうか?
それとも辛い奴効果か美味し過ぎる麺別腹か。
ただし内臓に圧迫されてあばら骨が軋んで痛いです。
野猿の皆さん、私この辺りが限界値ですので今回食べ切ったからと言って、これ以上の愛情は受け止め切れませんのでよろしくお願い致します(笑)。
ごちそうさまでした。