どでん大宮西口店~すり鉢ラーメン

麺激旨にどでん(びっくり)した、ラーメンどでん大宮西口店。
早速、デフォのラーメンを食べに再訪です。

ラーメン(780円)+豚マシMIX(300円)+南部せんべい(100円)+麺増し(100円)+麺増し(100円)です。
麺は合計茹で前650g、麺カタメokとのことなのでお願いしました。

こちらでは、無料トッピングマシマシのことをどでんと言います。勿論私は全どでん!

マシ分まではすり鉢の中に、どでん分は別皿なんですね。こちらはヤサイ、ニンニク、アブラだけでなくしょうがが有るのがポイント高いのです♪

さてさてどでんのラーメンやいかに。

ばくぅっ!

ほとんどもやしのヤサイは適度にシャキシャキ。茹で立てでホカホカです。ただやっぱりキャベツがもう少し欲しいですね。アブラが適度に混ぜて有るので何となく味が付いています。

脇からレンゲを浸してスープをごくり。
まず感じるのはスナック菓子みたいな風味、あ、あれだ、自家製麺No11でも感じた風味です。あの時は化学調味料の味と勘違いしましたが、同じ富士丸系譜、共通したスープレシピが有るのでしょうか。何となく味に物足りなさを感じてしまうのも似ています。ただ、あちらは脂が圧倒的に多いです。こちらはトッピングアブラ入りでも割りとライトな乳化です。

そんなスープに、デフォで入る小口ネギがかなり優秀。先週のつけ麺では今一つ存在感が有りませんでしたがラーメンスープとは好相性、ネギの香りも引き立ちます。これは増すべきヤツですね。ただ今度はスープが多いせいかニンニクとショウガが今イチ存在感が薄いです。

そしてすり鉢、折角なのでざっぱ~ん!
豪快に天地返し!

もう爽快になるやり易さ(笑)。
しかもすり鉢が大きいので、丼だと縁より盛り上がる麺の視覚的インパクトにプレッシャーが掛かるんですけど、これは比率的に少なく見えて、あ、軽いなって心に余裕が生まれます。

ただ、すり鉢の縁高で、心なしか椅子が低い為、すり鉢と目線が近くてラーメンが視界いっぱい、臨場感が半端ありません。

そしてご対麺~。
ズルルッ!

んん?

前回、あんなに衝撃的だった麺、なんか普通の太麺です。つけ麺のプリプリで小麦の味が溢れかえるあの麺とは全然違うっっ。

いや、確かに形状は同じなんですけど表面にぬめりが有って内部にでんぷん質が感じられる、正にきしめんに近い麺、ちょっと間違えるとスープから味が浮いてしまう危険性の有る太麺です。
しかも、麺がくっつき合って団子状になって内部が白く生のままの部分まで有ります。何故かこれはこれで美味しいのですが麺としてはいかなるものか。デフォの割りに下振れか?!。

そして今回、初のトッピングの南部せんべいは水気を吸った厚焼きクレープのような感じ。
かなりハマる人も多いトッピングらしいですが、私的にはそこまでツボでは無かったです。

今回の豚は肩肉、店のオススメ通りスープに浸しておいたことも有り、かなり柔らかいですが、味付けと脂が控えめなので別皿アブラに浸けてみます。

アブラはカエシで味付けされておりかなりしょっぱい。これがこの店のウリですが、自分的にはそこまでか?と言う感じ。それなので、ちょっとヤサイや麺を付けて食すと言う店のオススメを試してみた後、早々にすり鉢に全部ザバン。

そしてローストポーク

これは本当にお気に入り。勿体ないけど一枚まるごとこれだけ頬張るとしっとりした肉の旨味が口いっぱいに広がって正に至福!これだけでやっぱ5枚は欲しいヤツッッ。

始めはライトに感じたスープですが、終盤にも重くなって来ないので、麺増しで食べるには実は良いかもですね。しかも今回はダイナミックに天地返しが出来た上、下から下から麺や野菜やスープを流動させながら食べられたので、下にカエシが溜まったままになることも無かったあたり満足度高し。

最後、スープの底に灰色の粉がねっとり汁気を吸ったものが沈んでいたんですけどこれが骨粉ってヤツなのでしょうか。よく分からないですがひとまずそう決め付けて、カルシウムと思ってぱくり。

重いすり鉢をせーので持ち上げスープをグビグビ。

個人的にはつけ麺推しですが、人気的にはやっぱりラーメンのようですし、とても気になっていたので食べられて良かったです。

ごちそうさまでした。