ラーメン鷹の目川口店~パンチマシマシ体に喝!!ラーメン(大)&台湾まぜそば(大)

たまには北に走ってみようか、気になっていたあの新店。
清み渡る秋の青空の下心も軽く、道に迷うもまた一興w。

ラーメン鷹の目川口店です。

凄いですねこの立地。
向かいもラーメン2店が軒を連ね通りが交わる三角地帯、飲食店がずらっと並びます。

食券先買い制なので入店すれば、店員さんは体格の良い男性が3人、接客は丁寧で威圧感が有りません。眼差しも柔らかく仕事はきびきび気持ち良いです。
ただ新店の割に綺麗な感じがしないのは居抜きだから仕方がないのでしょうか。
店内面積もカウンターの隣席との間隔も狭く、仕切り等は有りません。

12時、外待ち9人の行列(なんと私の前は女性二人連れ!)に接続、12時30分、着丼!

ラーメン(大)(880円)(麺400g)+生姜(50円)×2です。
コールはいつもの野菜マシマシ。

初訪のお店のマシマシは、スタンダードレベルなのが心臓に良いですね(笑)。
非常に美しいシルエットを描いております。

さあ、片道30㎞超えのサイクリングでカロリーも燃え尽きた体にいざいただきます♪

ぱくり。

みずみずしいシャキシャキもやしは茹で立て熱々、味付けは全く無いので素直な味が口腔を潤します。

それではスープをかけましょうとレンゲをあてがえば。

増してなくてもスープ内に結構見事な白アブラ。
けれど試しに野菜に乗せてぱくりとしたら。

うまい!!

しょっぱ系ではなく、豚エキスを軽く含んだ甘いアブラ、脂身感が無くふるふるで、アブラが苦手な私なのにこれ意外にも美味しいです。

スープ!

見た目は非乳化ですがアブラの甘味としっかりした九州っぽい豚骨スープの香りと旨味。カエシの塩味は控え目で、これかなり私の好みド・ストライク。
生姜が加わるとまた印象がシャープに変わりますが、これ生姜無しのほうが好きかもです。
これをキラキラ纏わせて、頬張る野菜はまごうことなきスーパーフード。

すり鉢サイズではないので早くて嬉しいごたいめーん♪

ズルウッ!

実はカタメでお願いしており、店員さんも「大、カタメ」「カタメ上がります!」等確認してくれており間違いなくカタメ仕様なのですがかなり柔らか。ワシワシと言うよりモチプルで、縮れの弾力も控え目です。
カタメが裏目に出てスープを多少早く吸ってしまったのか表面もでんぷん質のヌルリとした舌触り。小麦の風味もオーションの狂暴さは無くうどんに近め。
ただ私の基準がどうしても冷水で引き締められたギュッとした麺なので、こう感じるのかもしれません。

デフォで1枚ではありますが、大きくて分厚い豚さん。

ホロトロで程好いカエシの染み具合、とても良く出来たバラロールなのですが、脂身が多過ぎるのがちょっと私にはキツイです。
ただ、豚増ししている男性、かなり居ましたね。
胡椒たっぷりで頂きます。

いつもは入れないデフォでも多目なアブラの視覚的インパクトも有ってか400gという麺量以上にボリュームを感じます。麺量的にはきちんと計って茹でているので正確だと思います。

油膜効果も有ってか最後まで火傷しそうな程スープが熱々。次回は玉ねぎ入れようっと♪


さあ3人待ちに接続しての2杯目は今月の限定です。

台湾まぜそば(大)(限定券980円+100円券)(麺400g)+紅生姜(50円)×2
コールはニンニク、ガリマヨ、シビレ(花山椒)別皿です。台湾まぜそばは野菜が増せませんが、その代わりに追い飯が出来ます。

噂に名高い「台湾まぜそば」鷹の目川口店も初めてなら台湾まぜそばと言うのを食べるのも初めてです。

ドキドキワクワク…。
ぱくり。

!!!

う、うまい!

何故か麺がラーメンよりカタメ。しかも小麦の香りが蒸気と共に立ち昇り断然こっちの麺のほうが好み!

彩り豊かなトッピングは台湾ミンチ、刻み海苔、長ネギ、ニラ、卵黄、ニンニク、有料トピの紅生姜。

どこから行こうか迷いながらもさっぱり系の紅生姜や手前のニンニクから…が。

ヤバし!!!
これニンニクが合い過ぎる!

最近生ニンニクは辛くて抜きがちだったのですが、台湾まぜそばをぐぐったらニンニク必須と言う情報。それ故今回入れてみましたがホントに激旨驚愕です。

そしてネギ、刻み海苔と進みますが、あわわ、もうベースの麺と底に有る濃い目のスープが既に( ゚Д゚)ウマーなので何を食べても旨過ぎる!
敢えて言うなら紅生姜は期待した程酸味が無いのであまり存在感が無く彩り要素強めです。しかもかなり入れてくれるのでWは必要無かったですね。これガリのほうが合いそうです。
ネギは有料トピで有りますので次回増すならこれが良さそう。ついでに言うなら刻み海苔はもっと乗せたい。
ガリマヨは思った程ガーリック感は無く寧ろ甘味と酸味が塩気のスープの中で優しさを演出。油分ですが味わい的に意外とオイリー感は有りません。

そして主役の台湾ミンチはさすがにしっかりこってりですが、辛味や香辛料はそこまで強くなく初心者の私でも美味しく食べらる基準値内。辛味は卓上の唐辛子と同じなので辛味を増したい人は個人で調整出来ます。

そしてセオリー通りに全部をマゼマゼ…と言うところでプチッとやりたかった卵黄がいつもの如くいつの間にかどこかへ溶け込んでしまっていたのが哀しいw。

全体が混ざったものを啜れば、かなりこってり系になり、正直味が濃くなったので味変にシビレ投入。

シビレとは言うものの、どちらかと言うと清涼感の有る香り系の香辛料。辛さはそんなに感じさせませんが、噛むとプチッとするので辛い?!みたいな緊張感は有りますね。

けれど味覚以上に体は慣れぬ辛味に反応し、体内深部から押し上げられる熱に滝のように顔に背中に流れる汗。
拭っても拭っても滴ります。

美味しいけれど、やっぱりデフォで入るアブラや元々の味の濃さが終盤はキツくなります。
麺を食べ切った時点でミンチを含めタレがこんなに残ってしまい…。

追い飯お願いしま~す。

と丼を店員さんにお渡しすれば、味噌汁椀に一杯程の米を炊飯器からよそってこれくらいですか?とわざわざ量の加減を聞いてくれます。

そのホカホカの白い米を見た途端、食欲に火がチャッカマン!

もうちょいマシて下さい!

nice 店員さん、気前良く盛ってくれました♪

軽く混ぜれば量的にはリスタートですが問題無し!
瑞穂の国の女ですもの。私、米は別腹です。

猛然と勢いマシマシで掻き込む私。
あうう~…。
やっぱ優勝、めっちゃ旨い~!!!

肉ミンチはピリ辛でタレとアブラは甘しょっぱく、ちょっとずつ残っていたトッピングはカオスな味わいに様々なアクセント。
しかも米自体が私好みの水分少な目カタメで均一な炊き上がり。炊きたてらしく保温による水分ムラも無く香り良くもうもうと蒸気の上がるホカホカご飯。最高です~。

ついでに言えば私はやっぱり均等に混ぜ切ってしまわず素の米の甘さとタレの濃淡が有るほうが好きなので、混ぜそばもあまり混ぜないほうが良いのかもしれません。

あっと言う間に楽しい時間は過ぎ去って…。

追い飯まで含めての台湾まぜそば、美味しかったです!
通常のまぜそばは野菜を増すことは出来ますが追い飯は無いようです。
出来ることなら有料で良いので常にライスを置いて欲しい。ラーメンライスもやってみたいですし。

「まだまだ全然余裕ですか~(笑)」
「また来て下さいね!」

爽やかな笑顔で挨拶してくれた店員さん。
ありがとうございます。

普段は避けるアブラや辛味、久しぶりにガッツリで、体もビックリしたかもですが色々楽しかったです。何事も経験してみるものですね。

限定は基本的には月変わりのようですし、つけ麺の解放や来年の冷やし中華ももう待ち遠しいです。

ごちそうさまでした。