不安定な空なれど、蝉に負けじと鳴く腹の虫。
気になるあの店あの限定、冷やしじゃないけどトマトマト。
よーし時は来た、それだけだ!
【限定】トマトチーズ汁なし大
ライス大盛り×3
玉ねぎ
韓国海苔マシマシピクルスマシマシニンニク少し
今回、限定メニューは通常券+100円券にて大(麺400g)まで。
且つTwitterで確認すると、提供可能杯数も限られているようです。
けれどこちらまる太さんには近隣の腹ペコ学生さんの需要を見越してか、ライスの提供が有るのです。しかも120円で大盛りまでOKという太っ腹!
と言うことで野菜マシや麺マシが出来なくても大丈ブイ!大好きな米が食べられると言う超魅力的なお店です。
それにもマシて、Twitterにて大絶賛の自家製麺、しかもゴワゴワ硬系と来ればもう期待マシマシ、行く道で既に興奮で鼻血出そうです。
さあ、店着12時15分、清潔感の有る広い店内は空席有り。しかもどこのお店でも大好きな端っこの席が空いています。どこの席でも良いとの事でしたのでその1番席まっしぐら!(笑)
店員さんは、店主様と思しき方と助手さんと思しき方の男性2名。
二郎系に不慣れ気な方には勿論、私のように初訪のくせにいきなり大盛り頼むような輩にも、噂以上に丁寧で親切、笑顔で対応してくれます。
しかもテーブル席のお客様にコールをわざわざ聞きに行く助手さん、毎回テーブル脇に腰を落としてかがみ、お客様より下の目線から注文を聞いているのです(驚)。
さあ、フルコースの始まりです。
着米!
(注:丼です)
2合分くらいしか米が残っておらず大盛り券3枚分無かったので…とほぐし豚のサービス!
いや逆にすみません!!
頼まなくても別皿にしてくれた玉ねぎ。
彩りだけでテンション上がるよ!トマトソースに韓国海苔たっぷりの本日のメインディッシュ!
それでは早速いただきまーす!
ばくり!
可愛い卵黄の下にはしっかりもやしキャベツが隠れています。
やっぱり野菜が増せないメニューでも、少しくらいは野菜を食べたい女心を解ってます♪
しかも茹で加減はキャベツの甘さが生きる熱々シャキシャキ、めちゃくちゃ私好みです。
さあ、行きますよ、まる太めーん!
ずるうっ!!
!!!
う、旨い!
想像していたより細めに見えたまる太麺、なれど厚みが有る所謂断面四角系。縮れと言うより自由自在に曲がりくねるめちゃくちゃワイルドな暴れ麺です。
しかも、バリカタを笑顔で対応してくれただけありシコッとかため。けれど個人的にはもっと硬くてもイケそうな夢無限大なイケ麺です。
しかも小麦の風味凄い!
勿論、タレを纏っているので素の麺ではない訳ですが、それでももう味覚や知覚を超越し暴力的なまでに全身にバーストする麺の旨味、瞬時にして我を忘れます。
バリカタとは言え生っぽさは皆無。軽々しいボキボキとは異なるムキムキゴキゴキの雄雄しきアスリート麺は、掬い上げればグリンゴリンに跳ね回りつつも啜り易い細さがあり、幾本も一度に啜れるが故の唇への愛撫も堪りません。
これは麺新境地だ!
冷や専の私ですがこれはもう食べて良かった、知れて良かったと心底感動、
「麺、多めにしておきましたから!」
の店主様のご好意に感謝の麺に思いっきり喰らい付きます。
そんな麺が纏うベースのタレはデフォのタレと兼用なのかな?トマト味ではなくかなりしっかりとした醤油ベースに豚のコク。それだけでも勿論汁なし的パンチが効いてます。
それでは少しずつ試して行きます。トマトソース!
ずるうっ!
おおっとこれは!
濃厚トマトながらフレッシュ感も有り、舌を直撃するような強さではなくじんわり広がる熱の辛味。辛いのが苦手な私もただひたすらに食欲を増すドストライクな辛さです。
この辛さとタレの塩気のバランスがまた絶妙!
更に韓国海苔、めちゃくちゃマシてくれましたがこの磯の香りが麺にまた合うのです。ただの刻み海苔ではないだけにコクや芳ばしさも強く、しかも乾物なのでジュクジュクにタレやトマトを吸って、麺に絡むのがまた旨ーし!
そしてピクルスはガーキンと思しきどこか懐かしのピクルスで、ポリコリとした食感と冷んやりと軽い酸味が嬉しいお口直し。
本日の豚さん!
デフォでは1枚の筈なのにサービスで2枚、とことんありがとうございます!
これがまた箸で掴めないほどのフワットロで、しかも脂身と赤身のバランスが良く甘目の味が程良く効いたしかも分厚い豚さんです。
うっかりそのまま全部食べてしまったけれど、トマトソースも付けて食べれば良かったっ!
更にライスのほぐし豚さん。こちらはガラリと趣を変えたツナ風の赤身肉。ホロホロながら食べ応えが有りこれはちょっとマヨネーズが欲しくなりますね(←完全にチャー丼風妄想中)。
ああもうトマトまみれの麺もエロいです、もう1ショット!
敢えてなるべくトマトを温存目に食べ進めたので後半になるほどトマト濃度マシマシ。
それに伴い、タレの濃さも増して来たのでデザートの米もちょびっと味見します。
ぱくり。
!!!
ほぐし豚汁の染みた米だけで優勝しちょる!
柔らか目ながらホロリとした米はそれだけでかなりの私好み。元々少しの味で米や麺がガンガン食べられる質なので、ほぐし豚汁の数滴や麺をおかずに米を食べ尽くしそうになるのをグッと堪え、リッチッチにタレやトマトを纏わせた麺を適宜堪能したところで追い飯します!
ああ…。
この汁なしの最後、丼を覆い尽くしリセットされたかのような大盛りの白い米。
最高に幸せですよね…!
そこへ取っておいた卵黄も投入、敢えて一様にせず濃度に緩急を付けてタレやトッピングを絡めて最高のフィニッシュを。
はぁ〜。
最高に楽しかったです!
この旨々熱々汁なしに米のゴールデンコンビ、最強ですね。
冷やし麺は勿論大好きなのですが、熱々麺はまたエネルギッシュな良さが有りますね。
と言うか、このまる太さんの麺、量、味、米とのマッチングが物凄く気に入ってしまったので、まる太さん、間違い無く通っちゃいます♪
次回は大本命つけ麺に行きたいですが、鋭意リリースされる限定も気になります。冷やしの限定は予定に無いとの事が残念ですが、少ーしだけ期待もしてます。
ワクワクが止まらない自家製麺まる太さん、5月に開店したばかりだそうです。
麺増しの民で申し訳ありませんが私、心の底から応援します!
ごちそうさまでした。