暑い熱い夏が来た!
我らが矢向に夏が来た!!
【限定】マキシム中華 胡麻ver.
生姜
フラオニ抜き
遂に7月に突撃し、夏メニューの限定に振り切った浜一さん。第一弾は浜一版冷やし中華ことマキシム中華。胡麻か醤油が選べます。
そしてちゃんと今回は生姜はWです。
去年は日曜日営業が無く食べられなかったマキシム中華。遂に念願のご対麺です。
本日は海苔売り切れにも関わらず、ラスト間近であろう海苔が背面を飾り、ミニトマトが無数に煌めくマキシム中華(感謝)。夏祭りを思わせる華やかな逸杯です。
さあそれでは込み上げる熱い想いは今爆発の時。
7月浜一初めをいただきます。
ばくり!
!!!
甘い濃厚な胡麻ダレが既に野菜に。
冷え冷え野菜はダイレクトにその旨さを纏って舌を直撃、全身が感激に震えます。
そのまま爽やかサラダでほてった身体を整えて、そして顕れし、ああ見るからに身悶えする程芸術的な本日の浜一めーん!
ずるうっ!
!!!
ああああああ!
惚れ直して惚れ直して惚れ直して来た浜一麺ですが。
ダメダメまだ足りなかった!
もう本当に心の臓の底の底から更に惚れ直すよ浜一麺!!(号泣)
グリッグリの噛み応え、ブリンブリンの腰のうねり、玄米を思わせる穀物の醍醐味、それをガシガシと齧り上げる悦びは世界観を根底から覆します。
神々しい…。
浜一さんの趣の有るライトを浴びて浮き上がる浜一麺。それはまさにゴッホ美学を彷彿させます。
引き上げれば溢れる喜び、喰らい付けば弾ける旨味、肉以上に力強き浜一麺。私が絶対的に世界一好きな麺です。
まずはタレに浸からない、肌白く艶めかしい上面の麺を選んで啜ります。只管只管それだけで、心底満たされて恍惚とします。
ああもうこれだけで完結してしまいそうな浜一麺、なれど今日のお題はマキシム中華。
大好きな胡麻を味をわわなくては!
つぴ…。
〜〜〜!
旨い!!
胡麻の芳ばしさと甘味は濃厚ながら米酢でさっぱり。酢感高めながら酸味まで行かせずまろやかな口当たり。味も汁なし仕様ながら濃くなくて凄く凄く私好み。胡麻贔屓なの抜きにしても絶妙な味加減です。
ちらほら見えるブラックペッパーはそこまで味に効いてはいませんが、視認出来るだけでもかなりの量。胡麻が強いだけに主張は強く有りませんがそれだけバランスが良いとも言えます。
そんなタレを纏った浜一麺はまさに、冷やし中華「風」とわざわざ銘打つに相応しき一杯。
温故知新、全く新しき逸杯です。
それにそして!
野菜が一緒になっていると、当たり前ですがいつもより麺がいっぱいに見えるのも良いですね(笑)
そんなところで忘れちゃいけない、本日の豚さん!
胡麻ダレや野菜に隠れていたけどやっぱもう、飛ばねぇ豚でもこちらがぶっ飛ぶ豚ですよ!
デカくてふわふわホロッホロ、因みに温か。美味しい瞬間の凝縮された豚さんです。
それが胡麻ダレを纏った今回は、米を呼ぶ味わいがまた堪りません。増した生姜もよく合います。
が、そんな生姜、今回は胡麻ダレの味わいが完璧過ぎて、そこまで麺とは響かなかったかな。
そう、やっぱり麺と今回も相性抜群なのはご好意の海苔!磯の風味が最高ですね。
冷たーくてプチッと弾ける爽やかな甘酸味が堪りません。
そんなトッピングを楽しみながら、溢れる胡麻と浜一麺を最後の最後まで惜しみつつ味わって…。
ああ、もう本当に美味しくて、好き過ぎて、マキシム中華、醤油に行ける気がしません。
美味しかったなぁ…。
ああ、ごめんなさい浜一さん、大変なのは分かっているけど我儘なのは分かっているけど。どうかどうか昼営業の継続をお願いします。
浜一さんの代わりの店なんて私にはあり得ません。
今日も新たな感動を胸に帰路に付けば、セサミン効果もマシマシで、明日の健康診断もバッチリ気分。
ごちそうさまでした。