夏の様な暑さが和らぎ、様々な装いの人々が行き交う神奈川。
そんな道々走り抜け、向かうは江ノ島、いや矢向!
【限定】ハマぐり
つけ麺変更
海苔
しょうが
野菜
本日のスープは塩なので、セオリーに則りしょうがを増します。
一年振りに降臨とのハマぐりは二郎系にして蛤出汁塩ラーメンという超希少性。
大盛況の店内はやはり限定チョイスのお客様多数。待っている間にもワクワクソワソワ期待マシマシ。それでは早速、いただきまーす!
ばくり!
本日は目に緑が眩しい野菜から。うんうん、浜一さんの野菜はバリシャキで今日も超絶私好み。
さあそして待ちに待ってたお待ちかね〜浜一めーん!
ずるうっ!
あああっ!
この一杯の為に生きてるぅうっ!!
もうこの麺を噛み締めるだけで幸せなのです。
本日はちょいもっちり目、小麦がムッチムチに詰まった穀物の旨味たっぷりでまさに私の全身全霊が欲している麺。
今日はいつもにもマシてウネウネグリグリ。目がこの捩れに沿って右へ左へ、視覚が触覚と同化して触れているかのように錯覚しながら更に唇で舌で物理的に体感します。
毎回毎回、微妙に変わりつつも天上天下唯浜一麺独尊、私の最愛です。
そんな麺がたっぷり在るというこの至福、本当に心が充たされます。欲するがままに喰らい付きます。素の麺は啜るのが難しいので箸で手繰りながら齧り付きます。この時が一番麺の香りが堪能出来ます。フンガッフンガッと思い切り鼻から香りを吸い込みながら胸も充たしてようやく少〜し落ち着いたところでいよいよハマぐり塩スープ!
つぴり。
!!!
おぉお…。
塩にして潮ッッ!
前面に感じるのはやはり豚エキス。その後から貝出汁の旨味がじんわりと湧き昇ります。が、ガツンと蛤と言うよりももっと濃厚と言うか複雑と言うか、乾物チックな旨味がその間に有ります。バカ舌なのでよくは分からないのですが、一口一口印象が変わって行くようなかなり個性的な味わいです。
塩だれは常のカエシよりキリリと塩分強めで甘味はタレではなくアブラから乗って来ます。そんなアブラはいつもよりちょっと多めですがこの塩分と丁度良いバランス。
塩にして貝ですが、決してさっぱり系ではなくかと言って重過ぎもしない。この均衡がいかにも今日の気候にも相応しいです。
しかも海苔がまた物凄くよく合います。汁上に浮かぶ刻み海苔だけで野菜がめちゃくちゃ進みます。
麺上の海苔もパリ感を残しつつ軽くつけ汁に浸して麺を巻き込む、ちぎって浸して和える、これまた麺がススムくん!
本日の豚様!
まーさーにー、
ザ・エアーズロック!
いかにもどでかいブロックをぶった切ったという感じの巨岩豚はゴロンと返せば赤身と脂身の二層仕立て。
まずはと赤身に齧り付けば歯の要らない柔らかさと止まらない肉とカエシの旨味。甘い脂身はそっくりそのままデザート行きです。
肉より野菜派の私が浜一さんの豚さんは不思議と胃にスッと入ってしまうんですよね。
と言うことはきっと浜一さんの豚さんは野菜ですね(いやそれは無い)。
更にマシたしょうがも大正解!ピシッと締める清涼感溢れる辛味と香り。
つけ汁の味を損ねる事も無くスッキリと味に変化を付けてくれます。
最後はつけ汁に全投入、余すところ無く潮の旨味を味わって…。
今日も新しい味わいでとても美味しかったです!
そしてこれは汁なしも気になります。
そう、浜一さんでは遂に冷やし汁なしも始まったのです。素の麺を味わうのが、浜一さんのスープが好きな私ですけど冷やシストとしてはやっぱり好奇心マシマシ、うぅ〜ん、悩ましい!
実は仕事にて出港済の荷物の書類にミスをしでかし再申請お役所待ち、完全に落ち込んでいた昨夜の私。
が、やはりさすがの浜一さんパワー。今は完全復活です。
ミスしたら全力でリカバリーするまで!
ごちそうさまでした。