太麺ゴワゴワ派の私、細麺にはまず惹かれないです。
けれど麺でる川崎店にて
ここに『翡翠細麺全粒粉入り』が完全したこと、、、お知らせ致します🙈
大事なことなので
もう一度、、、言います。。。
『全粒粉入り』です🤙
※もー2度とやりたくありません。。。w
なんてレアキャラもとい大御所テルさんのツイートが炸裂したとなれば、「完成」が「完全」と誤字っているであろう突っ込みはさておき突撃せずにはおれません!
【限定】全粒入り翡翠細麺の昆布鰹水つけ麺
麺増し1kg
ショウガ
野菜別皿玉ねぎマシマシ
名に違わず翡翠に煌めく麺は潤々しく、真っ白な純雪の如き玉ねぎの合間から芽吹く萌若葉のような美しさ。
更に刻み葱が翠に深みを白粒胡麻が砂片を演出します。
ずるツルゥッ!
!!!
一啜り目で、一気に喉に滑り込むツルッツル麺、
はうぅっっ!噛んでない!!
目を白黒させて加減しながら二啜り目。
しっかりと口中に留まらせ満を持して咀嚼します。
プツンプツンと歯切れ良く、先述のとおりツルッツル。滑らかな舌触りで既に昆布鰹水を纏っているが故に更に摩擦係数0レベル。
翡翠色を生み出す青菜の風味は感じられませんがさっぱりとした味わいとも相まってなんとも清々しく胸に東風が吹き渡るよう。
はぁう〜…。
翡翠麺は恐らく初めて。細麺も、昨年パタンで食べて以来の2度目です。
正直、昨年やっぱり麺でるでは太麺と思ってしまった為今回如何と思っていましたが、これはかなり爽快感溢れ見た目のみならず食べても心踊る楽しい麺です。全粒ではない翡翠細麺を食べた事が無いので比べようが無く、又つけ麺とは言え昆布鰹水を絡めており素の麺の味は分からないのですがこれは止まらなくなる美味しさです。
見えます、見えますよ!
麺に内包された茶褐色濁色の筋状、点状の全粒粉。この中にビタミンミネラルマシマシなのです♪
全粒粉的なボソボソ感は皆無で瑞々しく、多少切れやすい感じはしますが知らなければ気付きにくいかもしれません。逆に言えばパンやお米程全粒の個性は感じませんが、製麺は神師テルさんをして2度とやりたくないと言わしめる難しさのよう。
なんかザバザバ食べてスミマセン、、、
そして麺でる川崎とは思えないこの細さ。勿論、一般的には中細レベルでは有るのですが食べ慣れていない事も有り、噛み加減、口への入れ加減が自分でもよく分かりません。
しかもラーメンスープでもなく昆布鰹水に刻み葱。お蕎麦を啜っているようにも錯覚します。
昆布鰹水!
因みに店頭のメニューボード。
「昆布水」なのか「昆布鰹水」なのか、謎でしたが…。
食べて全て解けました。やはりツイートのとおり、昆布鰹水ですね。
昆布のまろやかな甘味は有りますがどちらかと言うと鰹出汁の旨味が優勢です。
昆布の水溶性食物繊維が溶け出すが故の一般的な昆布水のとろみは皆無、かなりシャパシャパな出汁汁です。
それが故の強制(笑)細麺仕様なのですかね。
そんな出汁汁に麺、そこへ玉ねぎと刻み葱の爽やかさ、胡麻のプチプチした食感や芳ばしさがもの凄くよく合います。
それにしても以前はムラ店長流ジャンボカットだった玉ねぎ今日は非常に上品なミドルカット。髪形と同じく大きくイメチェンしております(笑)。
別皿野菜は熱々シャキシャキ。以前よりキャベツ比率が高まっており、キャベツの甘味がよく感じられます。
細麺の為か昆布鰹水の為かいつもより麺が冷たく感じるので、この熱で内臓が一気に活性化します。
本日の豚さん!
脂身の無い赤身の腕肉は柔らかいながらさっくりとした噛み応え、つけ汁に浸かっていた事も有りかなり濃い目の味染み豚さん。
どちらかと言うとデフォのラーメンとの方が相性は良さそう。野菜と一緒に食べると丁度良きです。
更にとつけ汁にレンゲを伸ばせばこちらもかなり濃い目の醤油ダレに鰹と思しき魚粉もたっぷり。
昆布鰹水で薄まらず旨味を強めるにはこのくらいの強さが麺でる川崎の方向性なのでしょうね。
これは好みの問題ですが、ちょっとこのつけ汁に麺を漬けてしまうのが勿体なくて、ちょこっと垂らし回しながらピンポイントに味の強弱を付けて楽しみます。
が、今回、ショウガは要らなかったですね…。
とにかく麺でるとは思えない喉越しの良さと麺の軽さに無我夢中で啜りまくり、最後にご好意のウズラの卵にホッコリと。
貴重な全粒入り翡翠細麺、ありがとうございました!
美味しかったけれど、両隣でいつもの極太麺を啜っているお客さんを横目に見ると、やっぱり私も極太麺が食べたくなってしまいます。
いつか、全粒入り翡翠太麺も食べてみたいです。
ごちそうさまでした。