真夏の暑さが落ち着きつつも、二◯生田新店のツイートが熱き本日。
涼と癒しとパワーを求めて直走ります、川崎路!
【限定】予襲昆布-ZERO
海苔
ショウガ
野菜
大将の体調次第では、明日から長期休業の可能性もというツイートによってか、店着12時過ぎには既に入口迄並ぶ大盛況ぶり。
今回の限定メニューも非常に人気が高いメニューですが、客層が多岐に渡ったが故か意外とデフォや汁なし比率も高いです。
そんな他人様の一杯一杯をウキウキと眺めながら、2週間振りに着丼せし我がすり鉢。
混んでいるのにスミマセン(汗)。
ああもうこの瞬間を待っていました、この為に一週間頑張りました。
満を持して頂きます!
ばくり!
キャベツめっちゃ甘い!
茹で加減ザ・ベストの緑濃く比率も高めのキャベツ。ジャキジャキモヤシも相まって、口を潤し程良く胃腸を温めます。
それでは行きます、浜一メーン!
ずるうっ!
!!!
あああああああああああ!
この麺この麺この麺なのです!
私を生かせし至高の麺、何にも代える事が出来ない唯一無二のこのゴワワシ麺、旨過ぎるぅうう!
いや、確かにこの麺は既に昆布水を纏ってはいるのです。完全な素の麺ではありません。
が、そんな事は瑣末事なのです。
噛めばムチッと歯茎に響く麺の脈動、粉の髄から弾ける旨味、脳天まで突き抜く麺のダイナミズムに心底打ち震えます。
あああ良かった、浜一さんが営業してくれて良かった…。
枯渇し切った全身に、みるみる漲る浜一パワー、我も背後のお客様も忘れて麺に喰らい付きます。
ワシワシながら昆布水を纏いズルンズルンの啜り心地の良さ、肺活量の限界を超えて啜ります。
そんな昆布水をつぴり。
おぉう…。
前回より塩気強め。昆布のぬめりや濃度は多少控えめながらまさに昆布上澄みエキスのような上品な出汁の旨味。更に麺とのバランスがとても良く、前回にも増して麺と昆布水のみでの完成度が高いです。個人的には前回より好きです!
しかも自然と混じって来るショウガとの相性が素晴らしく、和の世界観を投影しつつ、爽やかさ、涼味、辛味、歯触り、様々なテクスチャーで味わいを広げてくれます。
更に小粒ながらの立役者、白粒胡麻もこれまたプチプチ楽しいです。
いつもいつもご好意に感謝の屏風海苔は勿の論で言わずもがな♪
つけ汁の中から脅威のリヴァイアサーン!
いやブタサーン!
もう本日も、ビビリバビデブーな豚さんは、プルップルのゼラチンアブラとジュワッジュワのお肉とが見事にミックス。
熱々のつけ汁を滴らせ、箸で解して口に含めば喉に染み渡る肉とカエシの溢れる旨味、頬張ってしまうけど余韻だけでも麺も野菜も進みまくる浜一豚です。
そしてそんなつけ汁は、味薄めにして貰いましたがやっぱり濃い目に感じたのは、そんな豚さんが沈んでいたからかな?ついでに言うと、今日はちょっといつもよりニンニクも効いていたような。
いつものスープより非乳化寄りだったようにも感じマシたが休み明けだったからとかも関係有ったりするのかな?
夏仕様を意識してか辛いとは感じない程度に唐辛子粉も目視されます。またしても浜一スープが、変革進化進行中の様ですね。
更にとろろ昆布を投入します。チラッと見えた厨房のこちらのとろろ昆布、何と根昆布入りとの表記。栄養価が普通の昆布より高く粘りも強く出る根昆布、さすがの浜一さんチョイスです。
乾いたままのを麺と食べればちょっと口腔に張り付くような触感と凝縮された昆布の旨味が力強く麺と拮抗する味わい、昆布水を程良く含めばねっとりとした同じ昆布ながら階層の異なる旨味が麺と絡み、これまた美味しくて止まりません。
大将からプレゼント、大歓喜の超極太麺!
うーれーしーいー!
いつもは最後にとっておくのに理性がぶっ飛んでいる今回は即がぶうっ!
もんぐりもんぐり、密度の高い麺がうんまぁーいっっ!
そして更にお代わり野菜!
一杯目よりバリシャキ野菜はつけ汁を掛け回せば旨味たっぷりの炒め野菜。
デザート用にとっておいた脂身も今回は共に味わいます。さすればこれが大正解。
前回は、途中から昆布水に浸った麺をつけ汁に付けて食べたのですが、今回は昆布水と麺だけでアブラ感無しで食べるのが凄く気に入った為、脂身もデザートとしてコッテリ感強めで楽しむよりも、野菜で軽くして食べた方が全体的なバランスが良かったです。
最後に昆布水麺を僅かに残るつけ汁へ。
三位一体となったミネラル濃度マシマシの予襲昆布に身体の中から浄化されながら…。
もう本っ当に美味しかったです!
私の中ではトーマリックがNo.1だったのですが、今回の予襲昆布は単に旨味が濃いのではなくすっきりとしていて味わいのバランスが絶妙、大好きな浜一さんの麺の魅力を最大限に味わえて、まさかのトーマリックを上回りそうな程に美味しかったです。
それにしても浜一さんの麺は私の生命線にして生命麺。2週間食べられなかっただけで飢餓感が半端なかっただけに、今の充足感満足度もいつもにもマシて高ーいです(笑)。
背中の筋肉傷めたり、胃腸から出血したりしながらまさに命懸けでこの一杯を生み出してくれる浜一さん、本当にありがとうございます。
が、すみません、命削らせてでも、私は大将の麺が食べたいです(爆)。
どうか明日からの検査で原因究明と治療をしっかりして、早く確実に治して下さいね。
ごちそうさまでした。