なんやかや。オリンピックも始まって、グローバル気運も高まって、ふと思い出すあの標語。
「世界に広げよう からあげの輪」
…ヨシ!
味勝負ラーメン二代目蝦夷
二代目蝦夷流まぜそば てんこ盛り
ライス てんこ盛り
本来温製のメニューですが、空席も多いタイミングだったこともあり、ご好意で麺を水で締めて頂いての夏ver.です。
ああ、卵黄の黄色、トマトの赤、キャベツの緑が映えますねぇ。
なんか鬼の角みたいなのがぶっ刺さっているのも見えまして、エンターテイメント性抜群です。
それではいざいざ
いただきます。
ぱくり。
!!!
卵黄の下には毎度お馴染み、心の友のもやしがたっぷり。ホカホカシャキシャキホクホクでピンピン活きの良い茹で加減。
それをワシャワシャ食べ進めれば、別パートから茹でキャベツ。これまたたっぷりグリーン鮮やか。混ざってないところがまぜそばならではのデザイン性で良いですよ♪
更にレタスを敷いた冷たい角切りトマトが爽やかで、小ネギも散らされ、二郎系でない麺処って、野菜が足りないのがネックですけどこちらのまぜそば、ビタミンリッチでとても嬉しい♪
野菜も含めた全体の一番上面に振られた魚粉がまるでふりかけのように鰹の旨味がしっかりしていて、これがかなり美味しいです。
本日のめーん!
太麺!
前回、細麺だったので、勝手にそれと思い込んでいましたが、まぜそばは太麺なんですね。
しかも、全粒粉とか胚芽が入っているような焦茶色のドットがたくさん入った見るからに個性的な平打ち捩れ麺です。
麺リフトをしようとしてもブリンブリン弾み回って片時も大人しくしないワンパクです。
ずるうっ!
!!!
冷水締めではないのでほの温かですがもうもうの湯気が無いので食べやすく、表面は多少粘りが有るのでワシワシ食べる麺ですが、風味豊かでプリプリの噛み応え、詰まった重さの無いうるうるしい麺でとても美味しい!
底の方に動物性出汁ラーメンのスープに近いタレが入っているのですが乳白色のマイルドなタレで、味が濃い訳でも無く脂分も少ないのに旨味たっぷり。調味は上面トッピングのガリマヨや肉味噌、別添えの醤油ダレで補う構成のようですね。
けれどこの麺冷え過ぎていない分、穏やかに麺を味わえて、ついついそのままグミグミ食べてしまいます。
さあ冷めないうちに行っちゃいますよ!
ガリ◯リ君(六代目蝦夷にて勝手に命名)こと、蝦夷名物(世界へ広げる)唐揚げ!
六代目に負けず劣らずデカイ、重い!のをガブリ!
!!!
同じ蝦夷の唐揚げながら、全然違います!
こちらは衣が六代目より薄くてガリガリではなくサクサクカリカリ。溢れる肉汁ジュワンジュワンで肉はプリプリ。香辛料も割りと薄めで、まさに鶏もも食べてるぞって感じがします。
個人的にはガリガリフェチなので六代目のほうが好みですが「鶏の唐揚げ」が好きな人は、こちらの肉感溢れる唐揚げのほうが好きな人が多いのではないでしょうか。
蝦夷の常連様達は、これをキロで召し上がるらしいので、これ2本で充分だわって思う私って少食!
それでは更にチャーシュー!
柔らか過ぎて箸で持てない!
小さく切って口に運べばしっとり蕩けテリーヌのよう。脂身も舌に絡むように甘く脂っこさが有りません。
部位も私が一番好きな肩のサシが入った部分で厚過ぎないのも味わうのに良い感じです。
麺や米には勿論、ローストビーフのようにサンドイッチにしても美味しそう!
お楽しみを後にとっておき(何せ2枚)、結構たっぷりのガリマヨを投入。鷹の目よりも生ニンニク感強め酸味少な目で、麺よりキャベツによく合います。
お待ちかね、たっぷりの肉味噌を。
これはいかにもな奴ですよ~♪
ぱくり。
う~ん、元気出る~っ。
濃い味噌ってやっぱり問答無用に五臓六腑に染みますねぇ。
しかも肉肉しくて結構ピリ辛。それでいながら甘味があって、これは食欲マシマシです。
色味程にはしょっぱくなくて、やっぱりトータルバランスが良く考えられていますね。
麺が無くなったところで追い飯!
とっておいた黄身をオンすれば最強!
はぅう~!
ああもう幸せ!!
実は前回、私の好みより米の水分が多く柔らか過ぎて、ちょっと残念だった二代目のライス。
が、本日はいい感じにカタメ!
六代目よりも粒が小さ目なのも追い飯にぴったりです。
因みにセットにしなくても、ライスを付けるとスープ、冷や奴、おしんこも付けて貰えるという太っ腹。
そんなスープは六代目より味がしっかり。
おしんこは梅干しと柴漬けで、今日みたいな猛暑日にはぴったりでしたね。
卓上の豆板醤をチョイ乗せ!
これまた合うぅっ!
更に、味が足りなかったら足して下さいと添えられたタレを回してみれば。
いわゆる冷やし中華を彷彿させるゴマ油の効いた甘酸味の有る醤油ダレ。これまた最後の味アップに堪らんです。
生卵もう一個増しても良かったですねぇ。
いや~♪
この二代目蝦夷流まぜそば、名物唐揚げやチャーシューに、生野菜、温野菜、各種個性的調味料トッピングもバラエティ、本当に宝箱のような贅沢なメニューです。
唐揚げの自分的ボリューム感が分からなかったのですが、全体的には味も濃過ぎずさっぱり目で、意外とペロッと行けてしまいました。
揚げ物ですしガリマヨも有りましたし油分は高い筈なのですが、私が苦手なのは、やっぱり背脂由来のアブラなのかもしれません。
それにしてもこちら二代目蝦夷の店主様は、本当に常に楽しそうに受け答えをされていて、その明るさがお店全体、居る人全員に広がって、凄く元気を貰えます。
明日からの仕事、月末で忙しいだろう、ミスしたらどうしよう、あの人この人うまくやれるかな、色々モンモンする日曜日。
二代目蝦夷店主様ことDレンジャーレッドのパワーを貰い、私も日々のヒーロー目指して頑張れます。
ごちそうさまでした。