美味しい細麺と美味しい米と、元気なうぇ~いが恋しくなったら全力疾走でケロ🐸ヤマへ!
もとい!味勝負!ラーメン専門店六代目蝦夷へ。
店前のカレンダーをチェックすれば9月は日曜日休みが2回有るんですね。これは要注意です。
本日、冷やしにしようとは決めていましたが六代目蝦夷は冷やしメニューが実に豊富。
しかも今期以降は元来期間限定だったメニューもフルで通年レギュラー化。となると焦る必要も無いけれど絞り込むのも難しい。
散々迷った挙げ句本日のオーダーはこちら!
スタミナ焼肉冷やしラーメン 大盛×2
ライス 特盛
です。
見るからに満たされつつもちょっぴり不安になる安定の特盛ライス。
本日のメイン、原始の大地色のベースに真白き雪に連なる雲の如き白髪葱を抱く迫力のビジュアル。
相変わらずお玉なレンゲは近◯勇の大口レベル(笑)。
それではいただきます♪
ずるうっ!
!!!
な、なんか凄い不思議!
麺は引き出せばほの温かから徐々に冷たく変化して、肉は熱々、葱はひんやり。
上層のスープは温かく底のほうは常温に近めの冷たさです。
これは食べ方のセオリーを固めるのが難しい!
けれど最速で攻めるが勝ちの本日のめーん!
改めましてずるうっ!
プリリングミグミ、カタメ言うのを忘れましたが、冷やしなのでデフォでちょいカタメの丁度良い噛み応え。水を飲むように啜り心地の良い麺です。
はう~生き返るぅう~…。
しかし肉凄い!!
焼肉とは言え牛ではなく豚ですが、もやしも入っていると聞いたので焼肉マウンテンのベースは大方もやしであろうと踏んでいたのですが掘っても掘っても肉肉肉!
麺増しの民なので、食べても食べても麺が…と言うのは慣れていますがまさかの半端無き肉力。
更に脂身がほとんど無い赤身でかなり部位のバラエティーが豊かなのですが、程好い弾力が有りながら繊維感無く柔らかく、時折焦げ目も有る辺りかなりの火力で炒めているだろうにも関わらず全てしっとりジューシーです。
味付けは生姜焼きを彷彿させるニンニク生姜風味のちょっと醤油濃い目の甘辛味にピリッと唐辛子。ゴマも味は分かりにくいですが目視出来ます。更にニラと玉ねぎは本当に堪らん香りと甘味、完璧に米がいくら有っても足りない奴です。
スープ!
ベースはざるめんと同じと言うことで、さっぱりとした鰹出汁ですが滴る焼肉のタレの味がかなり強め。
ただしそこまで油っこくは有りません。
まずは伸びる麺を啜り切ります。自然、焼肉はスープに沈み行き全体量が計り知れないまま。
が、この辺りで麺と共に深部から引き出されたもやしが最高の茹で上がり。生感皆無ながら弾けるシャキシャキ、こってりとした焼肉やスープに瑞々しい爽やかさを演出します。もやし力も素晴らしい!すっごーく美味しい!
そして麺が無くなったところで落ち着いてライスと向き合います。
一部でバズリング中の六代目の葱。
確かにお飾りで終わっておらず、苦味と鼻に来る辛味が◎。
スープでクタッとしてもまた、米のおかずに善き善きですねぇ。
おとぎ話の泉のように、スープから湧いて溢れる肉を大好きな六代目の米に乗せて頬張ります。今日はちょっと柔らか目でしたがスープとさらさら啜るのにも良い感じ。
スタミナと言うよりマッスルな焼肉冷やし。
焼肉は勿論、スープだけでも麺も米も進んでしまうので、私サイズの胃袋では幾つ有っても足りませぬ。悩ましいですねぇ…。
そしていつも明るく気持ちの良いスタッフさん達。蝦夷さんには本当にいつも元気を貰えます。
帰路につけば天気予報を裏切る猛暑に打ちのめされそうになりましたが負けじと駆け抜けられるのも蝦夷さんのお陰(笑)
ごちそうさまでした。