麺屋歩夢淵野辺本店~暗雲貫く火を吹く如く!辛い冷やし中華辛さ半分?!

ムシムシジメジメこんな日は、麺屋歩夢でキリリとシャープなヒヤチュー日和。

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辛い冷やし中華(辛さ半分)
麺増し1㎏
トマト
生姜
野菜マシマシです。

店主「今度はきっちり1㎏だからねー!」

歩夢でこの安心感、いいですねぇ。

ん?
いやいつから麺1㎏がデフォになったんですか私。
つい最近まで700~800gじゃなかったか?

はさておき、本日は大大大好きな歩夢の冷やし中華の辛いversion辛さ半分。
去年も一度食べてめちゃくちゃ気に入ったんですよね。

さてさて、今年のお味やいかに。
いただきます♪

まずは麺上の野菜と豚を野菜マシマシの別丼に移動。

そう、前回学んだのです。

野菜の重み、すり鉢の斜面に働くmgsinθの重力により鉢底の麺が圧縮されると麺が押し固まるのは勿論、タレを吸い込み辛くなりがち。

それを軽減する為、そして異なるそれぞれのパーツの分量及び味や油分の濃度を正確に把握しペース配分を計る為のテクニックなのです。

…。

別丼野菜の標高が2倍以上にそびえ立ち、雪崩て崩落したので完璧な仕分けは出来ませんでしたがまあ良し!

それでは気になるスープ!

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かなり赤い!!

めーん!

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赤いーーー!

テラテラとラー油を纏う麺、まるで自分の麺ではないかのようです。

ずるうっ!

か、辛い!!!

噎せる程の刺激をこらえて咀嚼すれば、ああやはり唯一無二の歩夢麺の、キリリと締められた弾力とオーションの甘味が口いっぱいに広がります。前回より少し細くなったようでまさに噛み締めて味わう麺ではありながら多少啜りやすくなっているような気がします。

タレと絡む味わいは、通常の冷やし中華の甘味が後から微かに。圧倒的に辛さが優勢です。
デフォとは根底的に違うのか、デフォであんなに豊かだった胡麻の風味はほとんど感じません。

本日の豚さん!

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なんか微調整しながらカットしたのかカット面が波々してます(笑)。
が、ガブリと噛み付けば、本日の豚さん大当たり!
私の好きなしっとりした舌触りの去年大好きだったあの冷製ポーク!
味染みも濃過ぎず特に腕肉がねっとりと美味しいです。今日は増せば良かったぁ~!
そして何と言っても冷やし中華独自トッピングの輪切りねぎ、これ本当によく合います。
ただし生姜は辛さにかき消されてどこかへと。

店主「辛い?」

私「去年より辛いですね!」

ちょっと悩んだ店主様。

店主「…去年、よっぽど辛さ抑えたのかな?」

私のほうが辛さに弱くなったのか店主様の匙加減かは定かではありませんが、このレベルで辛さ半分とは通常の辛い冷やし中華は私絶対食べられません。
辛さ半分でも舌はバチバチ唇ヒリヒリ、辛いと言うより熱い!痛い!

とは言え辛さに慣れるのか、ある程度以上に辛さを強く感じることはなくキレのある味わいに麺が進んだ終盤。が、まさかの麺ではなく圧縮されて細身になってタレと同化したようなもやしが辛過ぎて大苦戦💦

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始めはスープ割りする気満々でしたがこの深紅の液面を見て脳裏に過る辛いつけ麺。
そう、熱々のスープを注いだ途端、辛さが倍増した奴です。

と、言うことで、スープ割りは諦め今回もタレはお残し。

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いや~!
歩夢の辛いシリーズを、デフォで食べられる人は本当に凄いです。
お酒やアブラも含めて私が体感出来ない「美味しい」幸せを、より豊かに感じる事が出来ているんだろうなぁ~。

個人的にはやっぱりデフォのゴマゴマ甘めの冷やし中華のほうが好きですが、辛さ半分とは言え食べてみたかった辛い冷やし中華に挑戦出来て良かったです。

ごちそうさまでした。