ラーメン二郎 八王子野猿街道2~蝦より出でて蝦より旨し!蝦の呼吸de大つけ麺

遂に遂に遂に!
ラーメン二郎野猿街道店2にて冬の限定トッピング、蝦の呼吸がつけ麺でかいきーん!!!(喜)

大つけ麺(1,040円)+麺増し(100円以上の募金)+蝦の呼吸(210円)×2。

今回は蝦の呼吸初体験。数多有る魅力的な有料トッピングは無しにて、シンプルに味わってみることに。
コールは野菜マシマシニンニクです。

12時40分、約40人の行列に接続、13時35分、着丼!

本日、麺上げして下さったのは初めてお見かけする若い助手さんだったのですが、その為油断していたところ、え?え?と思うくらいガンガン盛って下さいましたw。
因みに蝦の呼吸は1枚だと全てスープに溶かされて提供されますが、2枚だと1枚分が海老玉として野菜上に乗せられます。

因みに初め、ニンニクが入っていなかったので伝えたところ後から別皿で頂きまして、それがトリプルはあろうという大量のニンニク、一瞬冷や汗が流れましたがたまには免疫増しときましょう。

それでは全集中して頂きます。

ぱくり。

あーーー!

野猿は野菜を食べるだけでめちゃめちゃ幸せになれるんですよね。
瑞々しいシャキシャキ感、キャベツから染み出る甘い果汁、匂い立つ湯気に溢れるスープの香味、堪らない!

更に艶々輝く麺をツルルッ。
ああもう完璧、私の好み100%。
太さ程好く粉感の無い潤々しさ、すっきりと多摩の冷水に締められてまさに氷盤のようにツルッツル。
柔らかに小麦の甘さが滲み、こういう言い方は何ですが、「二郎」のイメージと程遠い、風情有る上品な味わいです。

そんな麺上に、野菜の上に乗せられていた海老玉を一時避難させまして、今回のメイン、蝦スープ!

旨し!!!

海老の攻殻の香りがガツン、と共に豚骨の甘味が口腔に溢れその相まって加速度的に増幅する陸海の旨味津波の如し。このスープを含んだ野菜はまさに至極。海老だから、ではなく海老を一つのスペックとして、このスープだから素晴らしい。
但し予想以上に油膜は厚く、麺にかけると冷えてかなりラードの塊が付着します。その色が赤みを帯びていることから、海老香味油をラードで作っているのではないかと思うのですが真相や如何に。
また、通常のつけ麺に使われている一味や胡麻油は多分使われておらず酸味も無くてブラックペッパーがピリッと効いておりこれがまた海老にジャストフィット。つけ麺のつけ汁がきちんと蝦の呼吸にカスタマイズされているところ、さすがは野猿

更に盛り盛りニンニクを溶かせば意外や意外、海老の甘味がニンニクの猛々しさを和らげスープにはニンニクのキリリとした刺し味が加わりこれはかなりの好相性。

麺上の海老玉は軽く麺と和えれば更に濃厚な油そば風。胡麻や植物の繊維が目視出来ますが、この繊維状のものはさてや何やら。

本日の豚さん。

ソテー用のような立派な豚さん。いつもにも増して肉自体の質が良いような。
弾力は強めながら煮締まるのとは異なる肉の密度の高さと旨味、肉質は肌理細かくカット麺は滑らか。上品にサシが入りほんのりと味が染みている非常に私好みの大当たりの豚さんです。
厚みも肉の噛み応えに合わせてあり、一番美味しく味わえます。

しかし、終盤。
スープが冷めると泡風呂のように海老脂が厚く固まり脂が苦手な私は物量以上に大苦戦。
スープ野菜が美味し過ぎて始めのうちに食べ尽くしてしまった為に緩和出来ず、更に沈殿していた大量のニンニクの辛味にやられながらも麺を大事に大事に食べながら。

あれだけのニンニクを食べても後味は完璧に蝦蝦蝦。

唯一無二の野猿プレミアム蝦の呼吸、大大大好きなつけ麺で堪能出来て本日も幸せな気分で退店です。
これは海老がそこまで好きという訳ではない人にも是非一度味わってみて欲しいですね。

私も次は有料トッピングも組み合わせ、色々試してみたいです♪

ごちそうさまでした。