火曜に祝日、是好日。
歩夢の豚骨2倍DAYに行けるじゃないか!
13時店着、外待ち一人。なんて素晴らしいタイミング♪
が、どうぞと案内された席、解放された出入口の真ん前角席。
こんな所ですり鉢女子が啜っていたら、初訪のお客さん、デフォ量誤解しませんかね…?
そんな懸念は他所にして、本日歩夢店主麺上げにて元気に着丼!
辛い大つけ麺ラーメン味辛さ控え目アブラ抜き麺増し(1,100円)+生姜(50円)×2、コールは野菜マシマシニンニクです。
以前に食した辛い冷やし中華の衝撃が忘れられず、今回は大好きなつけ麺で挑戦です。更に本日は豚骨2倍DAY、ラーメン味に変更です。
もはや麺量不可解な麺は心に染み入る潤々しさ。
もはやつけさせる気0のつけ汁。
さてさて初の辛いつけ麺。辛さ控え目でも辛さ耐性の無い私にはかなりのチャレンジ回となっておりますが、今日は豚骨2倍DAY、濃厚な豚骨エキスの旨味が辛さを緩和してくれるはず。
気合いを入れていただきます。
ぱくり。
まずはやっぱり野菜から。
今日はかなりもやし比率高めですが歩夢の熱々もやしは本当に私好みのシャキ具合、やっぱり美味しい!
更に軽く汁を含んだもやしを丼の縁から摘まみ出しながらせり出す麺を一啜り。
くぅう…。
歩夢の麺は、やはり私を裏切りません。
超絶小麦の旨味が香り、太さの物量に頼らないギュギュッとしたしなやかな腰の強さ。
密度高く冬の冷水でキリリと締められツルツルとした喉越しながら一噛み一噛み主張して来る唯一無二の歩夢麺。
はぁあ~、やっぱり美味しい~。
まずはニンニクは汁に沈め、スープを含んだ生姜は麺上へ。
いつもの如く、野菜をおかずに麺をひたすら啜ります。次第に姿を現して来るスープは綺羅綺羅しいルビーレッド。
すみません、スープ単独で味見をする勇気が出ず。
けれど野菜が吸い上げるスープはかなりの辛味を有し、舌に痛い唐辛子の辛味と言うより上顎や頬の内側を熱くする、どちらかと言うと辛味香辛料複合的な辛さです。一味だと噎せる私ですがそういうことが全く有りません。
倒錯的に美しく、濃い紅に浸る柔肌。
すり鉢は形状的に、始めのうちは麺が全く減らなく感じます。
しかし、物理的に食べた分は減るという真実を胸に、焦る事無く心に余裕を持って一番舌がクリアな時を楽しみます。
つけ汁はアブラ抜きながら、辣油の油分が厚く膜を張っておりますが動物性の重さが無くて、アブラが苦手な私にも食べやすいです。
ゴマ油の香りも芳ばしく、ますます食欲を掻き立てます。
おおっ!
レアな細麺発見!
二郎系二郎インスパ系のお店は、細麺はあまり食べられないのでひとしお嬉しいです。
本日の豚さん。
ここは2種類楽しめるので、脂身ばっかで残念、と言うことが絶対無いのが良いですね。
ここぞとばかり赤く赤く染め上げ食せば、何やら滾る肉食獣のDNA。
そしてブラックペッパーを麺に一振り。
!!!
こ、これは超絶旨いじゃないか!
辛いつけ汁にブラックペッパーは蛇足かとも思いまきや、辛香味の相乗効果か味に切り立つ立体感、更に美味しさVer. UP!
この辺りで野菜が無くなり汁に麺を付けて食べ始めますが辛味の清涼感でいつもにも増して麺が進みます。
しかも、辛さに舌が順応して来たのか野菜である程度薄まったのか、レンゲで汁を素で味わえるようになります。
それがまた旨い!!
辛さは有れど濃厚豚骨の甘味ががっつり味覚の幅を占め、温度低下による味の劣化を感じさせません。
汁に浸した麺を啜ったり、スープを含みながら素の麺を啜ったり、三者三様味わいます。
さあ、麺も程好く減って来たのでつけ汁をすり鉢に全て空けてスープ割り♪
ブラックペッパーを強めに振って。
あぁ~!
このムンムンの豚骨臭、絶対自分では出せない奴です。灰汁も旨味も炊き出した、内臓に染み渡る豚の臭気。たまらない!
ずるうっ!
辛いラーメン濃厚Ver.復活ー!👍✨
つけ麺最大のネック、温度低下と塩分濃度の上昇をを完全にカバーする歩夢最強のスープ割り。
冷やし中華で知った最高の食べ方です。
しかもしつこくも本日豚骨2倍DAY。まさに至高!
ああそれに、大好きなつけ麺の締めた麺でスープは熱々ラーメンとか夢だったじゃないか…。
有給取れない繁忙期に、火曜日を祝日にしてくれたどっかの偉い人ありがとう…。
ズバズバ啜りほぼ固形物を食べ切りまして。
後は一気に汁完です♪
辛さ控え目とは言うものの、すり鉢KKでのカプサイシン摂取量的には一応、辛いの免許皆伝と言うことでよろしいでしょうか。胃腸にも影響全く有りませんでしたし。
「撃沈するかと思ってたけど野菜足りた?」
「麺あと300gくらい行けるんじゃね?」
いつもながら優しい歩夢店主、本日もありがとうございます。
おかげさまで、美味しく辛味を満喫することが出来ました。
今日はフィリさん、なかさんとニアミスで会えませんでしたが、同じ空間を楽しむことが出来ました。
いつかまた相まみえる日、みんなですり鉢を並べられるその時を楽しみにしています。
ごちそうさまでした。