麺屋歩夢金沢八景店~香るスパイス!響く塩!既成概念を打ち破る!春の塩 つけ麺ver.

真夏日予報の東京を抜け、シオ騒の町へ避暑に参ります。
癒しの地、金沢八景へ…。

【限定】春の塩 つけ麺ver.
麺増し 1㎏
ネギ
ショウガ
Ymm

黒丼の引退を表明致しましたところ、のりさんにじゃあ白のバチにする?と聞かれ、何だっけ?と思いつつ爽やかな白に惹かれて頷いたのが今回の麺鉢。
黒程ではないですが、かなりのサイズ感に配置に悩みつつ、見れば今回は野菜が凄っっ!

前回は麺が過去最高でしたが今回は野菜が間違い無く過去最高量。

その前に、のりさんにこれ全部行く?と網を見せられ調子に乗ってハイ♪したところ、着丼してみてビックリです笑。
そして海苔…いつもありがとうございます🙏

さあ、こうして幸せいっぱいのお膳を並べて、いつもながらに「ゆっくりして行って下さい」のありがた~いお言葉にほにゃ~と心を癒されて、遂に待ってましたの春の塩つけ麺ver.。いただきます♪

ばくり!

まずはでかでか野菜大丼。食べ進めながらそのボリュームを計りますがビジュアルだけでなくめっちゃぎゅぎゅっと詰まってる!
が、青々と緑鮮やかなキャベツがたっぷり、これは健康診断を来月に控えている私もこれでオールA判定間違いナシ♪

そんな野菜にドレッシング!

おぉ!

スパイシー!

と言ってもカレー的なスパイスではなくスナックチックなスパイス感。前回も似たようなことを書いたかな?
ある意味日本っぽいスパイスに、目にも嬉しい白ゴマの芳ばしさ。塩味とは言いつつも、そのシンプルなイメージとは全く異なり豚エキスのこってり感も濃厚です。酸味はほとんど無いですね。
そして今回はアブラや味の濃さはデフォのままでお願いしたのでスープに沈んだ野菜がしっかり味を含んでおり、それを別丼野菜へ移して食べると丁度良い案配に。

しかし…アブラって甘いんですねぇ…。

ついこの前某所でも感じましたが、苦手な筈のアブラ、最近ちょっとはまりつつあります。
アブラというより液体油が苦手って言う人を良く見ますけど、私もそういう嗜好なのかな?

さあ、行きますよ!八景めーん!

ずるうっ!

むうっ!

本日の麺はもしや本店を越えたかとさえ思うようなムッチリとした密度の高さ、ちょっと柔らか目で本店の熱盛りに近い粉感が有ります。
冬と違ってギンギンの冷たさでなくちょいぬるいのが惜しいですけどまさにTHE・歩夢!
ヘビー級チャンピオン麺ですよ!

割と食べやすさが前面に出ていた八景ですが、今日はかなりの重量感、更には盛り盛り別丼野菜。毎回、私の人生にドラマチックな1シーンを刻んでくれる両歩夢さんですが今回もヤバみ!笑

しかも!

実は今回の麺リフト、ご覧のとおりお店の箸をお借りしてます。
そう、いつもの持参割り箸を最初は使おうとしていたのですが、何と麺2掬い目でバキ折れしまして一応予備の割り箸も有ったものの早々に断念しております。

ちょっと悩んで野菜丼を取り皿に使うことに。
野菜を掘って空いた空間に麺をダイブしそこへつけ汁やつけ汁野菜を絡ませながら食べ進めます。

あ!しまった!

始めからつけ汁に入っていたショウガ、某所で学んだ筈なのに、今回もうっかりこ。いつの間にか汁に同化で涙。
まあ、きっとこの美味しさの一部に居る筈…。

そして麺上に配して貰ったネギはさすがの相性の良さ、香りと風味がさっぱりとさせてくれますね。

本日の豚さん!

良い感じの赤身の豚さん、ホロッとして脂身がゼラチンチックに切り込んで入りさっぱりめ。味も程好く麺にぴったり♪

そして今回、ご好意で冷めてアブラが重たくなって来たつけ汁を、新しいものに替えて頂いたのですが、それを味見してびっくり!

全然違う!

野菜が全く入らないつけ汁は、熱々で塩分を感じにくいにもかかわらずビンビンの味の濃さ。

一口目はその味の濃さにビビりましたがその濃度は喉を乾かせるようなしょっぱさとは異なりズドンと重心の低い複合的な旨味。気付くと心臓が鷲掴みされます。

スパイス感は後方へ下がりながら鼻腔にはしっかり抜けて行き、アブラの甘味は更に潤潤しく豚骨エキスは内臓を熱く燃え立たせます。
それと共に啜る麺はますます凶暴な味わいを奮わせ野菜は滴る肉汁を纏うかのよう。無我夢中で喰らい付きます。

ただ、このつけ汁…。
さっぱりとコメントしている人が多いのですが、私的にはめっちゃヘビーです(汗)。
私、なんて胃弱なの…。

そして野菜なら平気と甘く見ていたそのボリュームに、実は撃沈寸前でしたが…。

本日ものりさんのお茶目と師匠の笑顔に癒されながら、春の塩、思い切り満喫です。

毎回優しさに包まれながら限界突破してしまう金沢八景
けれどもっと食べられる人だったら良かったのにと思うくらい、今回もエキサイティングでとっても美味しかったです!

ごちそうさまでした。