本日８日末広がり♪
そして８と言えば八景だよね！
夏へと続く陽光の下、名残の春を追いかけて。
【春限定】 塩 汁なし
麺増し 申請１㎏ 麺カタメ
アブラ抜き
野菜マシマシニンニク少し。
…？！
ど、ど、どう見ても麺1㎏じゃないですよね！
裏を返せば。
いかにも後からもう一握り乗せちゃった的なモッコリ盛り上がり。
「あ～、減らします？」
いやもう盛っちゃってるし？！
「あ～、残しても良いですからね」
いやいやお店がそれ言っちゃダメでしょ？！
とは言えこの黒い丼、本当に容量が半端無いのです。これまでの１㎏でもこの丼の７分目くらい、それなのに今日は目の錯覚かと思うような深さに中央付近の盛り上がり。
一般人にこんなに過剰サービスして残されちゃったらどうするんですか、師匠！！
とは心の中で突っ込みつつも、このご時世に、美味しいものをお腹いっぱい食べさせてくれるなんて、個人的にはぽ～っとなる程嬉しい私。
しかも回転率命の飲食店且つ二郎系にも関わらず
「時間かかって良いですよ。ゆっくりして行って下さい」
なんて言ってくれる師匠の笑顔には、本当に菩薩様の慈愛を感じます(涙)
金沢八景で「汁なし」を食べるのは初めてですが、本店同様、野菜マシマシ分は別丼になるんですね。
それでは早速いただきま～す。
ばくり！
いつもよりちょっとくた気味で、キャベツの芯の甘味が引き立つ野菜。
麺上には更に輪切りネギと刻み海苔もトッピングされています。
それだけでは全く味は付けられておらずつけ麺と違ってつけ汁を吸い上げてもいないので、タレをすくってまぶそうと思いましたがタレの有る底の方までレンゲはおろか箸すら届かない麺の厚くて深い壁。
それでは早々に行きます、めーん！
いつもよりちょっと気取って斜め45度アングル！難しい！！
つけ麺と違って表面がツルツルしていない上にスープが無いので浮力も無く、とにかく引き出すのが難しいです。太くて長く、カタメなので持参の割り箸が常にしなりを帯びて今にも割れそうにたわみます。
つけられないつけ麺に続き、混ぜられない混ぜそば、これもこの界隈あるあるの文化なのでしょうか。
とは言え厨房内で助手のノリさんが、予め絡めてくれてはいた為に、タレとスパイスを既に纏った歩夢麺。味もノリノリ、いざいただきまーす。
ばくり！
んみゅ！
ばっちし抜群のムチムチッ！ストレートながら表面にしっかりとタレもスパイスもまんべんなく絡んでおりブラックペッパーの辛味がバチンと攻めて来ます。
ラーメンver.は某袋入り即席麺をイメージさせるどこか懐かしい塩と言うことで、汁なしver.にしてももっとシンプルな味わいを想像していましたが寧ろ斬新。
実は即席麺というもの自体食べたことが無いので比べることも出来ませんが、塩なのにしょっぱくなくて、それなのに甘味の有るまろやかな塩由来の旨味を確かに感じさせるところが流石は師匠。それも濃過ぎないので薄味好みの私、しかもこの麺量にも飽きの来ない味わいです。
オリジナルブレンドのスパイスはカレー系ではなく鶏肉やポテトにも合いそうなハーブに通じるスパイスながら白ごまも目視出来、これまたジャンクにも振り切らない絶妙なバランス。
そんな味わいに更に刻み海苔の磯の香りとネギの風味が抜群に良く合います。
本日の豚さん！
ん～♪
常に２種類楽しめるのが歩夢の豚さん♪
しかも今回は片方が、私の好きな、赤身に脂が切り込むように入ってその境目部分がゼラチンチックな一番好きな部位でした♪
味も豚の甘味が膨らむカエシ加減が麺のおかずとしてもピッタリ♪
ただ片方は、ちょっとホロホロを通り越していたのでやはりスープに浸せられたら良かったですね…。
減らない麺が半分以下になったところでようやくわしわしっと混ぜましたが何故か何だか麺が３ブロックくらいに別れて固まった感じになっており、更に底辺の方が上の麺の重量に押し固められてくっついてしまったりしていたのがちょっと残念だったところ。
ここでスープ割りが出来ればほぐすとかも出来良かったのでしょうが胃のキャパに自信が無かったのでそのままちょっとリッチになった塩ダレの味わいと最後の味変にいつものプラ酢で…。
美味しかったです！
今回、ようやく温製の汁なしを食べて、やっぱり本命は水で締めた冷やし麺ではあるのですけど、師匠のレシピはいつも捻りが効いていて美味しいですね♪
そんな麺屋歩夢金沢八景店、来週５月１５日は２周年記念日。
限定メニュー、ビャンビャン麺が登場します。
凄く珍しい麺のようですので行かれる方は是非楽しまれて下さいね♪
ごちそうさまでした。
