麺でる川崎店808ism~大和魂旨味凝縮!大つけ麺700g&鰹節

Twitterに上がった本日限定、蕎麦屋カレーラーメンには惹かれたけれど。
塩つけ麺やカレーつけ麺にも揺れたけど。

今日はこれって一週間前から決めていたんです。

大つけ麺(1,000円)+鰹節(50円)+麺まし(100円)5連麺増し麺700g申請です。コールはいつものニンニク、魚粉、野菜、玉ねぎ。

先週、常連さんにTwitterで教えて頂いたつけ麺&鰹節の組み合わせ。お出汁の効いた蕎麦屋風カレーつけ麺が絶品だったので、堂々たるレギュラーメニューのつけ麺、更に鰹節、これが美味しくない訳が無い~♪

わくわくわくわくいただきます。

ぱくり。

うんっ、いつもの如くいきいきとした、もやしが口を潤します。
さてにと麺をモグッとすれば、歯茎を押し返す密度の高い、肉肉しいまでの麺でる麺。

あぁ!噛むことがこんなにも楽しい!

水締め効果でぎゅむっとしてむちっとして、茹で時間が長い分、ラーメンの麺よりモチモチ感が高いです。5連麺は更に既に中華麺の範疇を越えておりまさに麺でるという食べ物に。
あぁ、やっぱりつけ麺の麺って凄い好きー!

しかも今日は胡麻油のコーティングが軽めで麺そのものの味がしっかり味わえ、穀物豊穣の旨味が口いっぱいに溢れます。本日は、いつも最後までとっておいてしまう新玉ねぎを序盤で味見。うぉ、ネギと違って麺の味を打ち消さない淡やかな甘味と瑞々しさ、これは素のつけ麺とそのまま味わうこれ一つの大正解。

それではつけ汁行きますよ!

ちゅる…。

!!!

めっちゃ煮干し!

二郎系他店のつけ麺の何処とも似付かない、豚骨と濃厚な煮干しの旨味、更に攻撃的なまでの醤油のカエシ。

凄い、これはヤバい!

一歩過ぎれば「ショッパ過ぎ」、そのギリギリの境界線、内臓を震わせる凝縮された和の旨味にDNAが震撼します。
実は小さい頃に味噌汁の底に沈んでいる煮干しのお亡骸が苦手でそれがトラウマで、ニボ系はあまり好きではなかったのですがこれは臭みもエグ味も無いし凄く美味しいです。
そして蕎麦屋風カレーつけ麺より油分は高め。酸味は無く、つけ麺カテゴリーとしてはかなり重ため。

そこへ更に鰹節、花よ咲けー!

おぉお!

吸湿と発散を繰り返し、複雑な伸縮膨張を繰り広げ、天空の如き上昇気流に舞い上げられて、歓喜の舞いを踊り狂う鰹節。
未だ曾て、こんなにも躍動感に満ちたつけ麺が有っただろうか?(動画で紹介出来ないのが残念です)。

野菜と喰らえば鰹節のイノシン酸と、玉ねぎキャベツのグルタミン酸の相乗効果、その旨味としゃきしゃきもやしの歯触りで、味付け無しでも箸が進んでしまうのですが。

タピる…ノンノン、今の流行りはア・ブ・る❤️(別の言葉になってます)。

つけ汁の中のプルプルアブラはつけ汁の味が染み染みで、鰹節、魚粉を纏う野菜に和えれば、更に更に無限野菜へとグレードアップ。

そんな野菜と麺をワシワシ(ワシワシって誰が表現し始めたんだろう?凄く言い得た表現だなぁ)喰らい、ハッと思い出すニンニクと柚子胡椒。

まずはつけ汁が熱い内にとニンニクをざっと沈めます。
すかさず麺をdip in!ずるうっ。

おお!濃い味だけに飽きにも墜ち易いつけ汁にニンニクの辛味のエッジが効いて、これは第二ラウンド突入にベストマッチ。
汁気の多いラーメンより、やっぱりつけ汁のほうがニンニクのインパクトは強く出ますね。

柚子胡椒はまず半分は麺上へ。
刺身風に麺をいただきますれば、おっ、清々しい柚子の香りと唐辛子の辛味に小麦の甘味が引き立って、これまた麺の真骨頂。素の麺の味に引き戻す、ピュアな旨味が舌をリセット。

柚子胡椒の残り半分はノーマルルール通りにつけ汁へ。柑橘の酸味と辛味と塩気、何となくエスニック風。けれどどちらかと言うと私的には柚子胡椒はつけ汁には入れないほうが好きですね。

ついでなので卓上の一味にもチャレンジと、麺の上にパラパラと。
微粒粉の深紅が濃いなぁと眺めながらズズってみたらばこれが!

めっちゃ辛いっ!

食べた瞬間より後から後から、辛さがズンズン押し寄せます。辛い、炭酸みたいにバチバチ痛いくらいだ!

缶をよく見れば、カエンペッパーと書いてあります。因みにメーカーはGABAN。カエンペッパーって、一般的な一味より、こんなに辛いものなんですね。ハヒフ!

本日の豚さん。

豚の内部がロゼ色なのがお分かりになりますでしょうか。
私は、こういう低温調理なしっとり豚さんが大~好きなのです♪

更にこれ、つけ汁に浸すとめっちゃ旨し!じゅくじゅくにして頬張ると、濃ぉい旨味が肉体に漲る力を与えてくれます。

最後、つけ汁椀に麺と具材を投入しようとしたところ、蕎麦屋風の時よりすり鉢が大きかったのかな?縁を掴んでも底を支えても椀上にすり鉢を斜めに持ち上げることが出来ず。もっと鍛えないといけませんね💦。

不器用ながら箸とレンゲで掬い取ってつけ汁へ。
それにしてもこのつけ汁椀、茶碗として凄く持ち易い丁度良い大きさ。お茶漬けを啜っている気分になります。

「つけ汁が薄くなったら言って下さいねー」
「まだ取り替えなくて大丈夫ですかー」

いつもながら、テル店長さんに申し訳ないほどの気遣いを頂きながら本日も美味しく完食。

麺だけでも行けてしまうつけ麺は、つけ汁は少なくても充分です。寧ろこちらのつけ汁はかなり濃いので最後まで薄くはなりませんでした。私の、基本レンゲに掬った汁で麺を食べるというやり方の為も有るかもしれません。

更に助手の村さんから何やら認識して頂けたのでしょうか。プレゼント頂きました♪

実は黒烏龍茶って飲んだ事が無いのです。
せっかくなので、何かの記念日に開けようっと(笑)。

ごちそうさまでした。