麺でる川崎店808ism~デトックス効果抜群!【限定】海老辣油味噌ラーメン中太麺700gは食べるサウナだ!

一度しか行った事は無いけれど、イルカウォッチングで溺れかけたけれど(←元水泳部、爆)、ハワイは私も大好きです。
そんなハワイの国番号を、店名に冠する麺でる川崎店808ism。
ハワイに負けまいと照り付ける日射しの中をペダルを踏み込み、12時30分10名程の行列に接続です。

店内入店時に食券を買いますが、ラーメン、つけ麺、まぜ麺に、下の方には味噌、カレー等のボタンも有ります。Twitterでの告知以外にも色々有るんですね。
ドキドキ悩みながら本日のチョイス。

重くてカウンターから下ろせないかと思ったよ!

限定海老辣油味噌ラーメン(950円)+麺増し(100円)×2です。限定券は小サイズ麺250gなので、大サイズ麺500gにするには麺マシ券1枚、更に増すには麺マシ券がもう1枚必要です。が、このプラス1枚で、500g~1㎏まで増やす事が出来ます。今回の申請は安定の700g。

無料トッピングはバラエティ。

コールは辛揚げ以外全マシです。因みにこちらはマシマシは有りません。

本当は、MEN YARD FIGHTにも近い極太ワシワシ麺が食べてみたかったのですが、昨日から期間未確定限定で中太ストレート麺に、また昨日限定だった蕎麦屋カレーラーメンが食べてみたかったのですが、本日は無くなっておりましたので、辛い辣油が苦手な私ですが、個人的に今回は、チャレンジ回と趣向を変えてお送りします(笑)。

因みに桜海老の動物性食物繊維キチンキトサンやアスタキサンチンゴマ油のビタミンEやセサミンはラーメン女子(←おこがましい)としては、積極的に摂りたいアンチエイジングに効果マシマシの栄養素でも有ります。

そんな海老辣油シリーズは本日は醤油、塩も有りましたがこれら2種はまぜ麺との事でした。

すごく良い人と噂の高い店主サマ、配膳時には「ごゆっくりどうぞ~」の温かいお声掛け。更に「使って下さいね~」とペーパータオル。二郎系で、こんな優しいお店が嘗て有っただろうか…(涙)。
見ていると、注文間違い、コール間違い、「別皿トッピングは着席時に」の貼り紙にも関わらず最終コール時に言い出す客にも(一応)笑顔(マスクに隠れているけど多分)で対応、冷水器脇のレンゲに気付かずレンゲを頼むお客にも、厨房から出して渡しながらさり気無くあそこに有りますので次回からはお願いしますのアナウンス。人間が出来てらっしゃいますねぇ。

さてさてラーメン、限定でいっぱいの1杯。
着丼時、隣の人に、「うっそ~」と呟かれてしまいましたがこちらではあまりすり鉢人口は多くないのかな?(淵野辺が異常に多過ぎるのかもしれませんが)。

いっただっきま~す♪

ばくっ!

若葉色のキャベツ比率も高い野菜は茹で立てであっつあつ。シャキとクタの中間くらい。
桜海老は焼きそばやお好み焼きを彷彿させる香ばしさ。
ゴマ油が入るから増すのやめようかとも思ったアブラは卵白のようにフルフルで甘味が有り、脂身のしつこさが無い軽やかタイプ。これは増して正解ですね。
珍しい玉ねぎは水にしっかりさらされており、そこまで清涼感が有るわけでは有りませんがショリショリと歯触り良し。
予想以上に良い仕事をしていたのが魚粉。私の好きな鰹系で、これだけで野菜が食べられます。
ニンニクはマシマシレベルのわんさか盛りで、即スープに沈めます。
しかし、すり鉢がでか過ぎて、初めは立ち上がって食べ進めます。

スープ!

何故に画像が消えているのか…。

スープはかなりの厚さに辣油の膜が張り、その下の本体はド乳化の豚こってり濃厚スープ。ドロドロに粘性が高く、最後まで温度を下げさせません。味噌とゴマ油の風味はかなり控えめ。スープ自体は海老風味ではありません。
辛味は初めは感じないため、おっ行けるかなと思うのですが、後から塩気と相まって昇って来ます。けれども辛いの苦手な私でも平気なレベルなので辛さを求めてのオーダーには、物足りないかもしれません。
しかし、体は味覚以上に反応を示し、どっと吹き出る汗、冷ました野菜を食べるにも、舌は熱さを感じます。

限定中太麺は早々に天地返しして引き上げます。最近は、後半、麺だけ食べるより、野菜とバランス良く食べて行くほうが美味しいと気付いたもので。
ちゅるりと啜り込めば、密度高くツルツル滑らかな表面、腰が有りながら喉越し良く従来の極太麺を知らないので比べられませんが凄く小麦風味の豊かな美味しい麺です。太さも個人的にラーメンには一番好みの太さかも。モチモチし過ぎず噛み切り易く、スープとのバランスが良いです。
ただ凄く長くて引っ張り出そうと腕を上に伸ばし切っても引きずり出し切れません。
ぐいっと引っ張ればちゅぽんと跳ね上がる麺と共に辣油が眼球直撃、激痛ッッ!

出ました!名物5連麺!

限定麺でも麺増し+食券提出時の申請で入れて貰う事が出来ました。麺でる川崎名物5連麺、すっごいオリジナリティー

なんかハーモニカを連想しながら頬張れば、イメージとしては山梨名物ほうとうに近いです。モチモチで、より小麦粉で出来た何かを食べているという不思議な感覚。

おおお、これがかの高名な麺でる蕩ける炙り豚。

ぶらぼー!

これは噂どおりのドボリューム、しかも芳ばしい焦げ目、柔らかながら味抜け感の無い加熱加減、脂身はちょっと多めながらこだわりの国産豚、これで豚マシ1枚100円でトッピング可とか神コスパ
一つは貰って嬉しい惚れ惚れするような端豚さん、頬張れば肉肉しく麺と相性抜群です。

しかしながらさすがに後半、カプサイシンが体内に蓄積し、口で感じる以上に体が反応を示し始めます。額から顎から滴る汗、37兆個の全細胞が最大限に活性化して500万個の全毛穴から体内の熱を蒸散します。

すげーわこれが辛いものの力ってヤツか…。

辛いものに免疫が無いくせに、いきなり大の麺増しはチャレンジにも程がありましたが、美味しかったので良しとします。諦めて試合終了しなくて良かった、徐々に辛いものも試して行こう。

固形物を食べ尽くしても、濃厚スープはドタップリ。ラーメンの命、有り難く飲み干します。

パンツ、靴下まで汗だくになりながらごちそうさまのご挨拶。水の滴る良い女には程遠いながら外の涼風も清々しい気持ちになりながらの退店。

物腰柔らかな店主サマのイメージとは異なりガツンとパンチの効いた一杯。
限定のみならずつけ麺も気になりますし、ここは是非また再訪します。

帰宅し服を脱いで見れば、背中・胸元を中心に乾いた汗の跡が白く粉を吹いており、本日過剰摂取した塩分も、恙無く排出されているようです。

ごちそうさまでした。