ラーメン英二~ラーメン&汁なし追い飯

本日半休、時短休。
殺気立つ食品売り場に行くよりは、あの有名店に行ってみよう。

ラーメン英二です。

こちらのお店は日曜日定休、土曜祝日不定休。
なかなかハードルの高いお店なのです。

12時35分着、外待ち5人、店内待ち3人に接続です。
店主ワンオペの為、着席してからもそれなりに待ちますが、キレッキレの仕事振りを見ているだけで飽きません。

ただ、コロナ対策の為、席数を減らしているとのことでしたがそれでもかなりキツキツです。
通常だと相当隣の人との間が狭いと思います。

マシマシの有り無しが良く分からず、コールしている人も居なかった為、初訪と言うことも有りコールは全増し。
しかし、こんなに丁寧なご案内がされているのに、コールにキョトンとしているお客が私が居た間だけでも3人、スマホ弄ってないでお店ときちんと向き合う礼儀は必要ですよ。

着丼!

ラーメン豚2枚(800円)+生姜(50円)です。

すり鉢マシマシに比べるとミニチュアですが割と直径大きめの丼。麺量300gとの比率的にはかなり芸術的な標高、なんだか可愛らしい♪

ザクッと頂を頬張れば、ぐおぉ~っ、このアブラ、メッチャウマァー!
シャキシャキほかほか長めのもやしに塩気控え目で甘さが勝る味付きウマウマアブラの塊と汁気がうっすら絡んだその刹那的な旨さ、英二の中心で愛を叫びます。

さあさあ、ご対麺ですよ!

これが噂の暴れ麺か!

ぶりんぶりんに跳ね回る極太麺、これで体を擦ったら、血行良くなるんじゃなかろうか。
ムチムチシコシコの腰の強さ、適度に高めな加水率、食べた後から膨らむ危険性も低めで、麺を引っ張り出した瞬間から薫る粉の芳しさ噛み締める程に溢れる粉の甘味、これマジマジで大好きだ!

スープは野猿二郎のようなド乳化を想像していた私としてはかなりあっさり目。油膜はそれなりに張ってますが、これはトッピングアブラの分も有りますし、昼営業時と言うことも有るでしょうが、単独ではかなりライト寄り。前情報程塩気も強くなく、味付きアブラ増してやっと丁度いいくらいです。野菜を増さない人に合わせてあるのでしょうか。
その代わり凄く飲みやすく、油モタレしなさそうな割りと万人向けの乳化スープ。ちょっとエスニック系の香辛料の風味も有ります。

野菜に潰され、天地返しで砕かれて、お目見えした時にはバランバランになっていた豚さん(涙)。

箸先で解せる程に柔らかく、やはり甘めのうっすらとした味付け、パサ付き皆無のしっとり豚。
二郎系ラーメンを食べる時、豚を最後に残すと辛いから、と先に食べてしまう人も多いですが、これは最後の最後でも、スルッと食べられてしまうと思います。

有料トッピングの生姜は量はたっぷりですが、辛味控えめのニンニク同様、そこまで必要性は感じなかったかな?
因みにこちらは卓上調味料に一味が無いので辛党の人は始めから辛いラーメンをチョイスする必要が有るのではないかと思います。

後待ち3人、即並び直して2杯目です。

汁なし豚2枚(930円)+追い飯(30円)です。

揚げ物やマヨネーズが苦手なので、コールはフライドガーリックとエビマヨ以外。

それでもトッピングは盛り沢山、これまた彩り華やかです♪

今回漸く五体満足なお姿で拝見した豚さん、きれいで厚くて大きくて、視覚的インパクトも素晴らしい。

折角ですので素のままぱくり。

ああ、やっぱりホロホロしっとりで、これ明らかに茹で漬け豚では有りません。多分、長時間蒸し上げているのだと思います。脂分も抜けていて見た目以上にさっぱりです。

因みに辛味が見つからないと思っていたら、豚さんの下に隠れてまして、豚が1枚辛豚に。

どこから食べようか迷います。けれどやっぱりさっぱりしたものからですよね。ネギブロックから攻め込みます。
ネギ合う!
臭くて良い!
見た目の荒々しさとは異なる丁寧な下処理がされており、苦味無く適度な辛味。やっぱり日本の薬味万歳、ブリブリ英二麺万歳!
次は韓国海苔行きますか、海藻は体に良いですしね、家系と違ってビリビリ契り海苔なんですね、この不揃いな辺りがまた手破り感有って良いじゃないですか。
うあぁ、これまた旨いぃ、海苔+ゴマ油+塩はやっぱり無敵。これ今回のトッピングのNo.1♪

この辺りから、流れる麺に巻き込まれ、自然と全てが混ざって来ます。鰹節のアミノ酸豊かな香りと旨味、甘いアブラ、色目も濃ゆい醤油ダレ、エロチックなまでに舌を愛撫する強烈な旨味に縦横無尽に暴れまわる極太麺。もう永遠にこの麺と格闘していたいくらいです。ただ、卵、最後にプチッと絡めたかったのに、初期段階でフェードアウトしてしまったのが残念…。次は有料増ししよう。

追い飯投入!

マゼマゼー!

お!ここでも麺は名スター。グニグニッとした食感が肉以上に肉っぽく、汁を吸って味も濃くネギの香味とも好相性。ただ、汁に混ぜる追い飯なのに水気が多過ぎてベタッとした炊き上がりなのが残念。

ここの麺、物凄く美味しいです。オーションの玄米喰らっているような感じです。夏のつけ麺は絶対食べたい。
2回目以降なら大も頼めますし、つけ麺のトッピングに山椒が有るのも興味津々。

ごちそうさまでした。