隣のおにーさんの、「あつもり、美味い!」が鼓膜から離れず、早くも再訪です、麺屋歩夢。
つけ麺は冷やし派の私ですが、本日は雪。こんな日はあつもりチャレンジに絶好の日和ではないでしょうか。
「二郎系でアブラ増さないなんて!」「二郎系で化学調味料抜き言うなんて!」「俺達は量が多いから二郎に行くんじゃない!旨いから行くんだ!」等々、この一週間で複数の人から御指南頂いたこともありまして。
さてさて13時、待ち3人。ほとんど待たずに入店です。
今回のオーダーは、大つけ麺(あつもり)(1,000円)麺1kg、生卵W(100円)×2、海苔W(200円)です。
生卵、先行!
丼で来てびっくり!
今回のコールは野菜マシマシ、ニンニクマシマシ、アブラマシです。
つけ汁です。
今回もラー油抜き。ラー油が有れば、もうちょい色気の有る見た目なのでしょうか。
メイン着丼!
これ完全に見た目ラーメン、さすがのマシマシ野菜と海苔が凄い。
そして噂のアブラ、何だか納豆みたいです。
それでは頂きます。
ぱくり。
!!!
まずはスープに付けずに野菜をぱくり。めっちゃ美味しくてびっくりです。
麺を浸しているのは常連さん達曰く「サブスープ」、歩夢特製の豚骨スープ。口に含めば水を感じさせないまろやかな旨味、獣感は無く割とあっさりとした清淡スープ、染み渡るようにどんどん飲めます。
海苔は思った以上にたくさんですが、スープに浸ってどんどん溶けてしまいます。香りも薄めなので野菜と混ぜて。
今回のメイン、アブラは思ったより脂っこくはなく味付け故かむしろほぐし肉のようです。見た目より確かに旨し。
量を考えずにひたすら食べます。もやしはやはり水分が多いので食べやすいです。
その下からようやく麺、水で締めた為表面はツルツルになっていますがやはりちょっと好みより柔らか目。太く内部が粉っぽいタイプで、加水率高めのプリプリした麺や弾力性の有る全粒粉の麺が好みの私的にはちょい方向性が違っているのが残念。
けれどやっぱり私はつけ麺スタイル、好きですね。スープががつんと濃くてメリハリがつけられます。味も分かりやすいですね。ただこちらのスープ、粘性がほとんど無いのでぶっとい麺に絡み難いです。
ラーメンに生卵を合わせるのも実は初めて。白身に含まれるアビジンが、黄身に含まれるビオチンと結合して吸収が妨げられるのを防ぐ為、白身だけ加熱してアビジンの働きを抑えようとつけ汁にドプンしましたが、つけ汁がぬるめで結局半生。黄身だけシャカシャカして麺を絡めてつけ汁に浸して食べたものの、麺の味が強過ぎ太過ぎであまり卵黄の主張は感じられず。TKG的にはなりませんでしたね。ただ多少まろやかになったかなって程度でした。
けど豚が、今回はしっかり味が染みていて、かつ歯応えを残しつつしっとりと柔らかく前回よりかなり美味しい。日によってブレが有るようですね。
それにやっぱり豚のごちそう感が半端ないです。
ニンニクはさすがにマシマシだと量が多くて辛さが効きすぎですね。スープの熱で和らぐかと思っていたのですが、やはりイタリアンのように直火で加熱するようには行かないようです。
そしてすみません!
今回、マシマシのボリュームに敗北、お残ししてしまいました<(_ _*)>。
けれど、「野菜入れ過ぎちゃいましたね」「気にしないで下さいね」と、またまたコワそうに見えて優しい店主さんに気遣ってもらいながらすり鉢をご返却。
前回、マシとかマシマシとか分からなくてアイテムだけ言って増された量が割と標準的だったので、マシマシでも大丈夫かと思ったんですけど。
苦手なアブラまで職場の同僚に課題積まれて乗ってしまったのも敗因だったかな…。
とは言え、アブラ、意外と美味しかったので、訓練を積めば消化能力がUPするかもしれません。諦めたら、そこで試合終了ですから。
何と言ってもこのお店の部活動みたいな雰囲気が大好きです。
ごちそうさまでした。