麺でる相模原店~こだわりマシマシ!特製つけ麺麺700g&レアチャーシュー

相模原に麺でる在り。
バリカタ極太イケメン有りとの情報に、ほっぷアンテナビンビンで、本日やって来たのはこちら♪

麺でる相模原店です。

こちら、Twitterを見てみれば、塩ラーメンに使う塩ダレに、クリスマス島の塩等の高級天然塩をブレンドしたり、一年後の味噌ラーメンの為に自ら味噌を仕込んだり、TKGに地元の鳳凰卵を使用したりと、(食べ物だけ)ブランド物好き女子としてはめっちゃ興味マシマシ♪。

と、言う事で本日のメニュー。

限定の夏野菜香る冷麺も薬味好きとしては超惹かれましたが、冷やし系は梅雨が明けてからという本年度のスケジュールに則って。

特製つけ麺(900円)+麺増し(100円)+募金。麺700g申請、コールはニンニク、刻み玉ねぎ、アブラ、野菜、魚粉、豚は限定のレアチャーシューに変更です。

こちらは麺500gまでの麺増し券以上の券は無く、それ以上の麺増しは、脇の募金箱への募金でお願いするシステムです。
こちらには連麺は無いようですね。

つけ汁は、一瞬ラーメンと錯覚するフォルムとなっていますがすり鉢ではなくラーメン丼なので、高さは有るものの可愛らしいサイズです。
とは言うものの、この汁の中まで野菜。何gくらい有るのかな?
ビタミンミネラル含有量はともかく厚生労働省が定める1日の野菜摂取量350gの倍以上は有りそうです。
うぅ~ん、ヘルシー♪

しかし、さすがに汁が表面張力ギリギリなので、いつものようにニンニクを先に沈めておく余裕が無く。ひとまず火が通らないほうが良い玉ねぎとレアチャーシューを麺上に避難させながらいただきます。

ぱくり。

!!!

野菜が旨し!

火は確実に入りつつ、瑞々しさとシャキシャキ感を失わない茹で加減。増したアブラの味を纏ってか甘さと塩味がぬるりと唇を潤し、一気に味蕾が覚醒します。

そう、普段はあまり増さないアブラですが、こちらは静岡の健康なブランド豚、天城黒豚の背脂ということで試しに頼んでみましたがこれ正解!

脂なのにオイルじゃない!

ねっとりとした舌触り、濃厚な旨味を持ちながらギトギトしておらず、軽く味が付けられている事も有り染み出す甘味が舌に絡みます。臭みにならないギリギリ境界線で黒豚独特の匂いが残されているのも味わい深し。

ぅうぅうまぁ~い!

いつもはたまに増しても途中で飽きるアブラですが、これはまさにそれだけ食べられるくらいの絶品アブラ。

さあ、いよいよ噂の麺行きますよ!

つるるっ!

!!!

つるっつる!

麺でる川崎のつけ麺は、上に野菜が乗っていることも有り結構でんぷん質が残っていますが、こちらはしっかり洗われており、長さも短めで極太ながら爽快な啜り心地。加水率も川崎より高めです。見た目より柔らかく、それだけでも歯を包み込む麺の触感が堪りません。

思う存分、素の麺を味わったところで汁だくの野菜をオン。

ずるるっ!

シャキシャキ野菜と塩気と油分がウォーミングアップした胃袋にジャンプイン、喜!

スープ!

基本的にはラーメンスープと思われるがっつり豚骨に脂と醤油。が、そこへ自然な柚子の風味。それぞれの味が同一線上に繋がっており、ラーメンスープの旨味を生かしつつ、つけ麺としての酸味や塩味が絶妙に配合されています。酸味と言っても酢っぽくはなく柚子の爽やかさが効いています。
魚介感はほとんど無く、増した魚粉が私的には◎。

これだけの野菜を受け止めながら、味を濃い目にしていないのにしっかりとしたボディーを保っている辺り、野菜の量に合わせてつけ汁のチューニングをしてくれているように思います。

が、汁に沈んだ野菜に到達すれば!

か、辛っっ!

なななんと、珊瑚と見まごう極彩色のもやし出現。
深紅の細片を全身に絡ませており、まさかのピリ辛唐辛子、沈殿していた奴ばらがざばりざばりと湧き出します。

チャレンジ店のリベンジメニューか!

平和に涼やかに進行するかと思われたつけ麺、煮卵が付く訳でも無いのに「特製」を名乗ることは有ります。

どっと顔面に吹き出す汗に目をやられながらもやしで唐辛子を掬い上げ、麺上に上げて冷ますことで辛さ感を緩和します。

が、食べ進めるうち気付くのですが、辛味と塩気の尖り具合が揃っている為、体の反応程に舌には辛味のつらさを感じません。そしてくたりとしたもやしは喉越しも良く、辛さが口に残りません。

そんな汁にも浸ったアブラ、本日は久々に麺上アブラで啜ります。
これまたQoo!マイウー!

いつもはしつこさを感じてしまう麺上にアブラ食いですが、これは脂肪が白く固まって脂感が増すことも無く、小麦の甘味とアブラの甘味が相乗効果で旨さマシマシ。麺上アブリストの醍醐味、今開眼!

麺上に咲く薔薇の花びら。

こと本日の豚さん。

Twitterで見て気になり過ぎていたレアチャーシュー。
何でも低温長時間で仕上げるという手間のかかった一品。フレンチか!

あぅう~。食べるのが勿体なさ過ぎて最後の最後まで残してぱくり。

!!!

シルキーな舌触り、グミッとしたレアならではの噛み心地、肉肉しくて旨い!

味付けはかなり薄い塩味。正直脂身には味がほとんど浸透していないので、何となく辛子が欲しくなりましたが大事に大事に頂きました♪

それにしても、ここ、何とティッシュだけでなく、ウェットティッシュに紙エプロンまで有るんです。
二郎系でここまでの配慮、凄くないですか?!
ここならスーツですり鉢も、華麗に啜って行けますね♪

ラグビー選手の巨体に可愛い笑顔が印象的な店主様、時々お客さんと話す内容からも、様々なこだわりが感じられ、色々試してみたくなるお店でした。

ひとまず来年登場予定の自家製味噌の味噌ラーメンは絶対食べたい。

ごちそうさまでした。