麺屋武蔵鷹虎

明けましておめでとうございます♪

元旦三が日はお休みのラーメン屋さんも多いなか、我らが麺屋武蔵は一部店舗を除き時間短縮で営業中!
それではと参りましたる学生の町高田馬場、ちょい分かり辛い細道を入り麺屋武蔵鷹虎にてつけ麺初め~!

しかし、ここの手前のカレー屋さんが、いい匂い過ぎて半端無い…。

が、振り切って鷹虎入店、並び無し。が、常に席は満席の状態です。そこまで人のとおりが多い訳でもないながらこれはなかなかやりますね。

と、言うことで本日は、濃厚鷹虎つけ麺肉三昧(1,
570円)をポチリ。

モチのロンで麺量は1kg。

見てください、この厚み。

やっぱり肉はこれくらいのボリュームが欲しいわ~(笑)。

うんうん、丼2杯の視覚的満足感を満たしたところで頂きます。

ぱくり。

お!

今までの麺屋武蔵が平打ち系であったのに対しこちらはまるまる太った丸断面の麺。しかも固めの茹で加減、当たり!麺の表面はキラキラで舌触りツルッツル♪

しかも、こちらのお店は今までで一番パフォーマンス性が高いですね。「せーっっ!」のかけ声と共にガタイの良い男性が、全身使って湯切りして、バシャシャシャ跳ねる水音は、効果音より演出効果。

それだけでなく、皿と皿の当たる音、火や湯気が上がる音、空間面積や配置が良いのか、非常に心地好い臨場感に包まれます。

こちらの店員さん、しかもオーダーの通し文句が「500g頂きましたー!」等非常に丁寧な言葉使いなのがラーメン屋的にも武蔵的にも印象的。何とはなしに聞いていたら、3段階から辛さの段階が選べるラーメンで、実は更に上が有るらしく「天国頂きましたー!」の掛け声が。正月から昇天とかどんだけ辛いんだ?!

高揚感に浸りながらスープをじゅるり。
あー!、間違いの無い武蔵のこの味大好きです。
他店より味の濃さが強め、これは太麺に良く合いますね。

スープの中にはこれまた他店よりたっぷりの肉とメンマ。お代わりは具無しですが、一杯だけの人でも満足出来る仕様ですね。

肉三昧はバラロールチャーシューが三枚、肩ロースチャーシューが二枚、味付き薄切りバラ肉(数え忘れ)、う~ん、バラエティー

ぱくりとまずは肩ロースチャーシューからかぶりつけば、チャーシューと言うよりローストポークのような肉感のしっかりした歯応えがあり、持ち上げればしなやかにたわみつつ、一般的なチャーシューのような崩れるような柔らかさは有りません。が、これは食べてみるとかなり好み、脂身までもが肉肉しくて上質なハムのような感じです。

バラロールチャーシューも、バラ肉ながらかなり脂身が少なく赤身優勢。厚みが有る分、肩ロースより更に肉。けれど固さやパサ付きは皆無、しっとり系とも違うゴロゴロ肉的なワイルドな弾力性が有ります。チャーシューはどちらも火の入れ方が理想的。離水が少なく筋繊維は柔らかながらホロホロになり過ぎない密度の高さ、超私好みです。更にバラロールは私の大好きな皮付き、プルンプルン♪

味付き薄切りバラ肉は、ニンニクと生姜の効いた煮しめタイプ。これまたチャーシューより更に塩分高く、これ中高年が食べちゃいけないヤツです(笑)。その分、一口が自然小さめになるのでこれまたちょい固めの肉質と良いバランス。どこか懐かしく病みつきになる旨ショッパー味です。

肉はどれも味は遠慮の無い味濃い目。また今頃気付いたんですけど私は肉系は後半で食べる主義なので、冷たい麺上でどうしても肉が冷えて脂が固まって表面も乾燥しがちだったんですけど、ちょっとそのまま味見をした後は、2杯目の熱々スープにドボンすれば頃良く温められるんですね。
その分スープはすぐ冷えてしまうし、今回これしたらスープ埋まって麺浸けにくくなりましたけど、このほうが断然美味しいです。
それにしてもこの肉三昧、飯の友味過ぎてあと麺更に、500gくらい行けそうでした。濃い濃い言ってますけど誉めてるんですよ(笑)。

煮卵もここは甘味よりきっちり塩味優勢徹底してますね。因みに私、煮卵はデザートです。

ああそれにしてもやっぱり好きです、麺屋武蔵
お客さんが常連さん達過ぎないし清潔感有るし席数が多くて食べるのが遅い大食いの私も後ろからのプレッシャーをかけられにくいし元気な店員さん達との距離感も近からず遠からず。
何かほっとするんですよね。

そして何より美味しくて、麺1kgに肉トピという私の量的スタンダード、しかも肉の品質がどの店も良いです。国産には限定していないが品質、コストを含めその時最高と判断したものを使用というFacebookの説明も有りましたけど、麺屋武蔵の評価基準、私的にはリスペクト。

私がラー活を始めたのはつい最近のことなので去年は全くスルーでしたが、麺屋武蔵は個性的な限定メニューも多いそうですね。
今年は是非ともチャレンジしてみたいです。

ごちそうさまでした。