麺処ほん田~今度は濃厚豚骨魚介つけ麺!

再訪です、麺処ほん田。
だってやっぱり気になる木。
つけ麺はもう一つ、王道のこちらも有るのですもの。

濃厚豚骨魚介つけ麺(900円)+特盛(250円)+並盛(80円)×5(麺1kg)、

さらにチャーシュー(400円)を+オン!

ほうほう、チャーシュー券だとトッピングされるのではなく別皿提供なんですね。
しかも、オニオンソースに小ネギ付き。

スープは今回のつけ麺は魚介と柚子。
まずは魚介から頂きます。

それではまずは麺オンリーから。

ずるるっ!

おぅっ!

前回とは異なる中太麺、ツルツルです。固めでお願いした割にはフツーの固さ、中華麺と言うよりパスタみたいです。プリンプリン弾んで生きているようです。

スープは濃厚と言う割にはつけダレとしてはかなりあっさり。そのものを飲めば喉に来る濃さと塩気が有るものの、粘度が低いのでツルツル麺との絡みは弱く、総じてスープが薄く感じてしまいます。たまに麺とスープ、単独で交互に食べる口中調味にするとそれぞれの美味しさが仕切り直せて宜しいです。

中には短冊切りの葱とわけぎ。汁中にはメンマたっぷりと小さなカケラ肉が3個。そしてほんのちょっと玉ねぎが入っています。この玉ねぎが意外といい仕事しています。メンマもスープの味を吸ってか前回のものより甘さが加わりより塩気とのバランスが良くなっています。

そして、前回も思ったのですけどこの厚手の陶器の器が熱々に温められているのが良いですね。スープが冷めにくいようにとの心遣い、こんな気配りの一つ一つが味を高めて行くのでしょうね。

おかわりは柚子で。

柚子皮のカットがでかい!

ずるぅっ!

はぁあ、優しくまろやかな豚骨スープは麺の甘味を引き立てますね。見た目のインパクト程、爽やかと言う程に柚子を感じる訳ではないのは、柚子が細かく散らばってスープに溶け込んでいるのではなく、ピンポイントな具材的な用いられ方がされているからでしょうか。
このスープの後に魚介を食べると魚介がかなりまったりに感じます。

麺屋武蔵豚骨魚介が好きな私としては、甘さと粘性の無いこちらの豚骨魚介はちょっと物足りなく感じてしまいましたが、ラーメンスープならこちらのほうが好みかもしれません。

トピのチャーシュー。

一枚だけ…の第一印象に少なさを感じてしまった私でしたが前回のものより厚みが有ります。肉の状態の違いも有るのでしょうが、今回は脂感が少なくいかにも肉肉したチャーシュー。前回と異なり炙りの薫りがほとんど有りません。しっとりとしたレアっぽいロゼ色と舌触り、チャーシューと言うより絶妙に火を入れたローストポークみたいです。

別皿チャーシューは肩ロース3枚、バラ4枚。肩ロースはトピと同じ。バラは弱いながら炙りの薫りが有ります。前回はスープを吸ってさえ強烈な燻薫が有りましたので、今回と足して2で割るくらいだと丁度良いかも。オニオンソースはいわゆるステーキソースの味。麺をこちらのソースとチャーシューで、胡椒を振って食しても、なかなか贅沢気分も味わえました。

そして今回驚いたのがスープ割り。
前回は割りスープに元スープが負け気味だったのが、今回は相乗効果を生み出すベストコンビネーション。特に魚介。いくらでも飲めてしまいそうでした。

ごちそうさまでした。