さてさて気になる麺屋武蔵。
2店目に決めたのは昨日と同じく秋葉原。
こちら、麺屋武蔵唯一の全粒粉の麺なんですと!
おお!さすが虎だ!
12時50分にして外待ち無し、店内約10人待ち。こちらも店員さんが5人、キレッキレで連携抜群の仕事っぷりは昨日の武仁のほうが上な感じですが、こちらもなかなかのまわしぶり。
七味つけ麺とかにんにくつけ麺とか、さすが秋葉原。ヲタク向けメニューも並びます。
トッピングも豊富。それではと選んだ私の本日のメニュー、13時20分、着丼!
2杯目の丼のヌードルはヌード!
巖虎濃厚つけ麺麺1kg+トッピング拳肉+トッピングスモーク辛ねぎです。
麺は、武仁では大きな丼一杯に入っていましたがこちらでは二杯に分かれて来ました。しかもトッピング二品も小鉢で来たので狭いカウンターがいっぱいに。ちょい恥ずかしい。
だけど、この褐色の麺の色!
そうそうそう!
やっぱり全粒粉が好きなのです。期待が高まります。
ぱくり。
ああ!
ぶっとい麺はシコシコムチムチ、私の大好きな腰ブリブリの弾性麺。この噛み応え、堪らない!
小麦と言うより米に近い甘味と香り、これは何も浸けずに旨いヤツ!
うっとり半眼で咀嚼開始、さてスープに浸せばスープはかなり節寄り風味。好き系で馴染みやすい味ですが、武仁と比べると出汁と塩のパンチが弱め。甘さが前に出過ぎており些か平坦な印象を受けます。ただし、底に胡椒や唐辛子粉が沈んでおり、後半それらのピリピリが効いて来ます。始めによくかき混ぜて食べるべきでしたね。
そしてこちらの看板肉のチャーシューベーコン。
なかなかの大きさと厚さ、しかも毎日自家製造。しかも無添加。外食でそんなクオリティのベーコン、まず食べられないのでテンション上げ上げ。
ぱくりと噛み付けば、薄いほうは少々グリル臭さを感じるものの、燻製肉の弾力と適度に脂が抜けた脂身の甘さが口に広がります。これはビジュアル、味共にかなりのレベル。隣にもバラロールチャーシューが有り、こちらはもう少し塩気が控え目。けれどパサ付き皆無のしっとりチャーシュー、やるな!
拳肉は燻製肉の角煮。調味料のカーテンの奥から溢れる出汁なような燻し香が秀逸。見た目程には調味料の尖った味ではありません。ただ、熱々の出された直後は良かったのですが、冷めるとかなりラードが白く塊になる程度には脂が多く、苦手な人は苦手かも。武仁肉のように皮付きで無かったのが残念ながら、私的にはこの位プルプルになっている脂身はかなり好み。美味しく頂きました♪
そして何と言っても絶品だったのが辛ねぎ!
これ、多分ラー油を燻製にしたものを白髪ねぎに和えたものだと思うのですが、ラー油のコクと甘辛さに燻製の香り、更に柚子皮が爽やかに香り、思った以上にド・ストライク。麺にスープに肉に、これきっと何と合わせても美味しいヤツ、持って帰りたいぐらいです!
ウッディな柔らかい甘さの煮卵。おつまみにする程には燻製度は強くなく、あくまで麺スープと合わせるのに標準を合わせてありますね。
武仁はお代わりのスープにも、肉やメンマも入っていたのですが、こちらは汁だけだったのがちょっと残念。まあ、五ノ神もスープだけでしたし、武仁のサービスが良過ぎたんでしょうね。
と、言うことで完食。
確かに同じ武蔵でも、結構違いが有りますね。
こちらは麺が超美味しいです。
ごちそうさまでした。