夏季営業に突入し、営業時間が不定期な浜一さん。
が、なんと奇跡の日曜昼営業復活！万難を排してレッツらゴーゴー！
デフォ汁なし冷やしに変更
アブラ、フラオニ抜き
マヨネーズ
クリーニング屋の角を曲がって３週間振りの浜一通り（←勝手に命名）、故郷に帰って来た感半端無い心持ちで何でもないような顔を装い引き戸を開ければこれまた日常的な懐かしの浜一店内。
そんな空気を胸いっぱいに吸い込みながら店内を直進、券売機を前に今回最後まで限定マキシム中華と迷ってのチョイスはデフォ汁なし冷やし。
と、言うのも本日丑の日、スタミナアップを兼ねてニラキムチを増してみようと思っており、それならやはりこちらかなと。
何せ、マキシム中華はそれだけでパーフェクト。付け入る隙が有りませんからね♪
と、言うことでウッキウキの本日の一杯、いただきますよ！
ばくり！
野菜に煌めく紅いタレ、辣油？な訳は無いのでキムチのタレ？と思いきや、大将のご好意こちら何とマキシム中華醤油の醤油を抜いた上澄のタレだそう。いわゆる香味油的な部分でしょうか。
色味は紅いのですが辛くはなく、胡麻油に似た風味でなんとも食欲を掻き立てます。
そしてキンキンに冷えた野菜はやっぱり美味しい！
そして飢えて飢えて幻まで見た浜一めーん！
ああああああ！
世界一希少な幻の麺、それこそ矢向が浜一麺。
まーぶーしーいーーー！
ずるうっ！
はひゅうっ！！
歯茎に染みる口腔に溢れる、噛み応え旨味砕ける粒子のインパクト。複合的な快楽がオーバーフローを起こしてスパークします。
旨ーーーっっっ！
なるべく麺を目に焼き付けたくて、思いっ切り引き出します。溢れる麺はそのまま幸せのバロメーター。うねり、箸と共に躍動する麺、ストレス吹っ飛ばし効果抜群です。
そんな麺に絡むタレはフラオニとアブラ抜きの味薄めながらしっかりとした屋台骨。
キリリと芯の通った醤油にマキシム中華の香味油が混じり合いなかなかの重厚感。そこに強めのブラックペッパーが効いて来ます。
温かいうちに齧り付いちゃう、本日の豚さん！
相変わらず持てーん！
ゴロンと返せば見事なお尻！
ここからシッポが生えているんですね♪（←な訳ない）
もう完全に浮かれてます。
お隣では相互フォローのお仲間さんが見事なレンゲ捌きでマキシム醤油を啜っており、その左手首のスナップのリズミカルな力強さは惚れ惚れするような熟練度。
３週間前と変わらずに私を受け止めてくれる柔らかくてジューシーな豚さん、鰻以上にスタミナアップ効果抜群！
そして本日のメイントッピング、ニラキムチ！
鷹の目北千住店さんの冷麺で食べたキムチが美味しかったのでこちらでも挑戦です。
比べるとこちらはタレが多めで辛め。あちらが割とさっぱりしていたのに比して濃厚で味も酸味が有り味濃い目です。脇役よりメイン級の味わい、寧ろ味濃い目の汁なしよりつけ麺や汁ありの方が相性良かったかな？
辛さが苦手な私でも、単品としてしっかり美味しく感じるキムチ。これは色々なメニューに組み合わせてみたくなりますね。
そして不動のレギュラートッピング、海苔は常に麺のマブダチなのです。
いつ食べてもどう食べても海苔は浜一麺と一連托生。海苔トッピングの幸せも３週間振りなのでマシマシマシ🎶
後半、たっぷりのキムチダレと汁なしダレ、マキシム醤油の香味油でかなり濃くなる溜まりダレに、マヨネーズを投入すればあれよと丸くなる塩の尖り。そんな甘い麺サラダを味わったところで本日の最終形態！
こちら大将のご好意でマキシム中華の胡麻スープダレでございます。
大将は野菜の付けダレに、と出してくれたのですが、私はこの胡麻ダレは麺と、且つデザートに、ととっておいたのです。
敢えてなるべく素に近いまま残しておいた麺や様々なタレを纏った麺、タレのまばらな麺、それぞれをつけ麺のように食してみたところ…！
！！！
敢えてかデフォか、マキシム中華として麺を浸している仕様の時よりも酢を強めに感じる今回の単独の胡麻ダレは、胡麻の香ばしさも味わいも前回の記憶を凌駕する最高の味わい。あらゆる下味を纏った全ての麺を、それぞれに目も眩むような高みへと昇華させます。
前回は野菜に掛けられたもっと濃厚な胡麻ダレに持って行かれて少々インパクトが薄れていたスープの胡麻ダレですが、つけ仕様だからこそ薄まる事なく切り立つ重軽甘辛酸様々に響き合う味わいは最高のフィニッシュへと着地させます。
うん、やっぱりマキシム中華胡麻はやっぱりしっかりまた食べたいですね。
そしてこれまた大将のご好意のミニトマトさんをコロコロと味わいながら最後の最後までフルコースを堪能し…。
最高に贅沢で美味しかったです！
やっぱり浜一麺は私の命の源ですね。
とは言え今日の昼営業で再び体調を崩してしまった浜一の大将。また暫くは夜営業に変更です。
大将の体調と営業しやすさが一番ではありますが、涼しくなって欲しい一方、夏限定のトーマ冷リックと蕎麦味ビリーはどうしても食べたい。
そんな日曜昼営業復活への期待を励みに日々私も頑張りたいと思います。
ごちそうさまでした。
