段差で転んで強打した左膝の激痛をロキソプロフェンで誤魔化して、ギッチョンギッチョン(倍速)、ビッコを引きつつ終了間近の限定を目指し必死で辿り着くＤ麺！
【限定】ポン酢ラーメン
麺増し１kg 麺カタメ
ショウガW(別皿)
Ｙmm
〆めた麺派の私としては、ラーメンしか無い今回のポン酢、どうしようかと思っていましたがTwitterでの称賛の嵐に突撃です♪
いざ着丼すれば圧倒的な熱量、なみなみのスープが我こそと主張して来ます。
それではドキドキ久しぶりのラーメン初めてのポン酢、いただきます！
ばくり！
！！！
う、うみゃっ！！！
ちょいクタ気味のジャキジャキ野菜はスープで茹でられ芳ばしい味わいと薫り、一口目から一気に胃袋が覚醒します。
さあせっかくの麺カタメ、行きますよ、Ｄめーん！
ずるうっ！
！！！
はぅあぁっ！
う、旨い！
私、圧倒的に締めた麺派(しつこい)、熱々麺には滅多に心を動かされないんですけどこの麺はめちゃくちゃ美味しいです！
中太平打ちで爽快にズバズバ啜れるライト感、それでいながら素朴にすら感じる穀物の慈味、ツルツルの麺表、グミモミの噛み心地、嚥下した瞬間に立ち昇る総合的な香気、時折混じるウネウネ麺、これは私的新境地！
熱々麺なのに凄く美味しく、僅かに心にわだかまっていた不安が霧消します。
嬉しくて楽しくて堪らなくて無我夢中で啜り上げながらラーメンの醍醐味、スープ！
結構油膜が厚く背脂も多くてビビりましたがまずは一口、クピリ…。
！！！
は、はひゅぅうっ！
スープの熱さは油膜で守られ沸騰温度そのまま(体感)に、雷の如き電撃的な熱量が口唇に奔ります。完全にパニクりながら慌てて飲み込めば喉までアツゥッ！(←バカ)
唇も口の中もベロンベロンにしつつ、そんなスープはラーメンだけにすり鉢なみなみ。これはと別皿のショウガを早くもIN！空いたお椀にスープを移して冷まします。
改めましてクピリ…。
ほわわ～…。
まさに雨上がりの空にふさわしいポン酢の爽やかさ、そして噂の非乳化スープの豚エキスの強くすっきりとした旨味、思っていた程は濃過ぎずされどビィンと響くカエシ、それらがまさに渾然一体となって五臓六腑に染み渡ります。
これは美味しい！
見た目程油っこさが無く麺との味わいの相乗効果もマシマシで、これは完全に好きな奴！「シークヮーサー」とか「柚子」とか素材感を全面に出した仕様はメジャーになりましたがこの「ポン酢」、既成調味料なので何となく違和感有りましたが、考えてみれば鰹出汁や昆布出汁等も含まれていますしこれは本当にアイデアですね。常連様のツイートに寄れば、かなり良いポン酢を使っているそうです。そこへショウガを溶かし込めば更にシャープな清涼感、噂通り相性抜群ー！
衝撃と悦びで完全に舞い上がりながら本日の豚さん！
デフォとは…。
右からゴロン、左からゴロン、野菜の下からゴロゴロン。一つでもビビるような見事な豚様が顕れます。
私はこちらの常連様方のように豚をホールで食べたりなんて絶対出来ない少食。一気に心拍数が跳ね上がります。それをどうどうと抑えながらガブリ！
旨ぁあ！
赤身はしっとり、ミシッとした噛み応えながら加熱締まり感無く柔らかく、所々がホロホロで、味染みも均等ながら控え目、いつもながらめちゃくちゃ好み！
少な目の脂身も筋状のところはグミッとゼラチン質、塊のところはプリンプリン。甘く堪らなく美味しいので最後のデザートに取り分けます。
自然に解れるお肉を麺と絡めて食べればまさにミートソース、しかもポン酢風味の止まらぬ奴です。
が、さすがにさすがの熱々ラーメン、全身顔じゅう止まらぬ汗、更に両鼻に溢れ始める鼻水、けれどさすがに食事中に鼻水チーンは出来ない！
いや、けど店内を見渡せば皆さん涼しげにラーメンを啜っていらっしゃる。
ラー道は一日にして成らず。私も修練し身体能力をUPせねばなりませんね…。
そんなこんなで残りも僅か。最後にスープを飲んでいたら、思ったよりたっぷりでお腹タパンタパンになってちょっとビックリしましたが…。
も～、めちゃくちゃ美味しかったです！
特に単独それぞれでも美味しい麺とスープの一体感からの美味しさの広がりや変化が素晴らしく一口一口が新鮮で、Ｄ麺さんの他のラーメンも食べてみたくなりました。が、きっとこのポン酢ラーメンと比べてしまいますね～(笑)。
ごちそうさま～とカウンター上にすり鉢をお返しすれば、
店主様「今日、ちょっと多く入れました」
…？
店主様「麺1.2kgくらい(笑)」
何となく麺が多いような気がしたのはラーメンだからそう感じるのかと思ったのですが、本当に多かったのですね。ただでさえ食べるのが遅いのに更に盛ってくれるなんて、本当に感謝です🙇
とは言え今回食べ慣れていないラーメン。最初に聞いてしまっていたらと思うとお粗相しなくて良かったと、ホッと胸を撫で下ろしたりもするのでした。
今回の限定ポン酢ラーメンは、早々に終了予定だそうですが、汁なし・つけ麺ver.のリリースも含め、是非ともまた再登場して欲しいです！
ごちそうさまでした。
