自粛自粛の昨今ですが、富士丸系インスパイア、大宮のラーメンどでんでは3連休限定メニューがリリースだ!
本店の北浦和店では油そば・ブラック、大宮西口店では味噌つけ麺、当然味噌つけ麺一択です♪
ザ・ド乳化、アブラが売りのこちらのお店、脂に弱い私には無理であろうとスルーして来ましたが、諦めては試合終了、野猿も行った(撃沈寸前)、爆死でも連休、行け行け初日に行ってしまえ~。
先買いの食券はこんなところでどうでしょう。
つけ麺大(850円)+麺増し(100円)+麺増し(100円)+豚増しMIX(300円)+味ネギ(100円)+小口ネギ(50円)です。
店前及び反対側ガードレール沿いに外待ち30人、店内待ち8人に接続です。大きな十字路に位置しているので何かスゴイ賑やかです。
50分程で店内へ。
こちらは店内待ちの時にフロア担当の女性に食券を渡し、無料トッピングも申請します。落ち着いて増したいものを伝えられるのでいいですね。
因みに食券には150gと記載されている麺増し、実はつけ麺だと200g増して貰えるそうで、今回、麺量は大400g+麺増し200g×2枚の計800gです。
今回のイベントメニューで増せるのはニンニク、しょうがのみ。後は魚粉を入れるか入れないか。
私はニンニク、しょうがをどでん(マシマシのことをこちらではこう言います)でお願いしました。
つけ汁先行~。
野菜が無いとやっぱり地味だな。
着丼!
久しぶりにすり鉢来た~!
全容!
椅子から精一杯仰け反っても画像枠からはみ出るッッ。
生姜、ニンニク、魚粉、味ネギ、小口ネギは小皿に別皿です。
野菜は少しもやしがいるくらい。それなので今回は、麺からズバズバ行っちゃいますよ!
ズルルッッ。
!!!
す、すっごい旨い!
ブリンブリンに捩れた平打ち中太麺は、ツルッツルの表面が唇を滑る摩擦感が超快感!
噛み心地も固からず柔らかからず、ただ硬いのではない柔軟性を合わせ持つ腰の強さに歯茎までもが味蕾と化してぎゅんぎゅん旨味を吸い込みます。更に滲み出るような小麦のアミノ酸と糖の甘味が口いっぱいに広がって、これは麺だけでもめちゃくちゃ美味しい!
味ネギがかなりたっぷりだったので、味見がてら麺にon、それだけでシンプルに啜り込めば、塩気混じりの胡麻油風味がこれまた超絶好相性。好みも有りますが、辛味を適度に抜いて有るのでたっぷり絡めることが出来、辛味に邪魔されること無く白ネギの風味を堪能出来ます。
さあつけ汁行きますよ!
一口啜ればかなりショッパッッ!
味噌を感じる前に塩の尖りが先行します。
が、これを麺に浸ける量を加減しながら口に入れるとザプンと浸してしまえるような味のつけ汁とは違い、麺の旨味とつけ汁の味の両方の味が引き立て合って、これは脳からドーパミンがドバッと溢れる美味しさです。
そんなつけ汁にはメンマと小口ネギも入っていてそれらを引き上げて麺に乗せながらエンドレスに麺が進みます。味噌より豚骨スープが優勢気味ながら豚の脂っこさをまろやかに溶かし込む味噌と微かな唐辛子の甘辛さが食欲を刺激します。
メンマは柔らかく昔ながらの甘めの味付けが私好みで宜しいです。
この辺りでニンニクと生姜をつけ汁へ。
ズルウッ。
ぐはーっ!
ニンニク生姜、最強!
赤味噌系のコクに清涼感のある生姜がめっちゃくちゃ合います。まさにハーブ、まさにスパイス、二郎系のようにみじん切りなのではなくすりおろし生姜なので香り高く尖り無く甘味さえ感じる生姜の味わいが鈍い重みを増して来た、つけ汁の味を一新します。
ニンニクもかなり細かいみじん切りなので辛味が控えめで私好み、つけ汁の旨味更に倍増!
豚は小さめなのが2枚。
とは言え、すり鉢に入っているので余計に小さく見えたのかもしれません。
固めですがパサつきは有りません。味はシンプルな塩味、店のポスターにはラーメンスープに浸しておくことがオススメされていたのでつけ汁にinしてみましたが、粘性の高いつけ汁の中ではイマイチ馴染まず。小さく噛み契りながらつけ汁や麺と食べ進めます。が、この豚の脂身、かなり上質。いわゆるブランド豚系の口溶けの良さと甘味が有り、ゴムっぽい脂っこさが有りません。
そして超~楽しみにしていたローストポーク。
薄いですがそれなりの大きさの物が3枚。
もやしを包んでぱくりと食べれば、
!!!
うううんまいー!
これ豚?何?ローストと言うより見た目のとおり生っぽいんですけれど、肉の旨味とクニッとした噛み心地ともやしのしゃき感が相まってすっごい贅沢な味わいです。あ、あれだ、スモークサーモンに近いんだ。
麺が少なくなってしまって慌てて魚粉を麺にon。お、これは私好みの鰹節が主体、ちょい苦手気味な煮干しの匂いが無くてこれまたウマウマ。いやいや味噌味に魚粉も合いますねぇ。
とにかくラーメン屋さんで大を頼むからにはトロトロしてはいられません。
普段の倍量くらい一口で咀嚼しますがそれもまた常のマイルールを取っ払ってる解放感。
麺を途中で噛み切って落とすのが汚らしい感じがしてイヤなので、水泳部時代に鍛えた肺活量でズバリます。
ついでに言うと、少なくなった麺をつけ麺の器に入れる時、麺屋武蔵や二郎では普通の丼だったので片手で持ち上げてザザッと出来たんですけれど、すり鉢はさすがに持てなくて、レンゲと箸を溝でガリガリ削らせながら浚い切りました。
すっごい美味しかった!
特に麺が衝撃的、もう食べたいもっと食べたい。
デフォ量とは言えそれなりにアブラトッピングも乗っていたのに重たくなかったのにもびっくりです。
欲を言えば麺量に対しやっぱりつけ汁が足りなくて、もう少し量を欲しかった。最後は味ネギで補強しながら食べ切りました。
「よく食べられますね~」
「ありがとうございました、また来て下さいね」
笑顔の店員さんもフレンドリー&カインドリー。
二郎系ってどうしても、お客が店員さんに頭を下げる的な雰囲気が有るのですけどこちらは清潔感、接客共に◎。これは絶対通っちゃいます♪
ごちそうさまでした。