ラーメン二郎 中山駅前店~ぎょったまつけ麺&小ラーメン

先週行ったばかりですけど、今週の隔週変わりが「ぎょったまつけ麺」、しかも週変わりトッピングが「カリィーさん」と告知されれば行かずにおれないラーメン二郎 中山店♪

雪上がり、かつ日曜日。
混まない訳が有りません。
心臓破りの浄水場通りから美しが丘一丁目の急勾配を駆け抜けて、11時45分、坂の上まで伸びる外待ち30人店内待ち8人に接続~♪

ぎょったまつけ麺(780円+100円)+カリィーさん(50円)コールはヤサイマシマシニンニクです。

1時間で着丼と言うことは、だいたい10人待ちで15分という換算でしょうか。

ぎょったまつけ麺はその名のとおり、魚粉と玉ねぎ。定番と言えば定番の組み合わせですが中山クンチの解釈は?

ぱくり。

!!!

ううう旨いーーー!

思わずキュンキュンポーズで悶絶うぅ!
豚と玉ねぎと魚粉それぞれが醸し出す、旨味甘味のオーケストラ、薫り豊かでラーメンスープと日本蕎麦の麺つゆの良いとこ取り+αな激旨スープ。
魔法か!

スープが一番味わえる、今日の野菜はキャベツカラーが目に鮮やか。3割超え4割未満。芯が多目でバリバリしますがもやしも固めなので健康に良い野菜食ってる感が有ります。こちらのキャベツはわざわざもやしに合わせて細切りにしてあるのが特徴ですね。汁に溶け込む玉ねぎも、一般的なトッピング玉ねぎ程の存在感は無いものの、汁を爽やかに野菜との味の橋渡しにぎょったまの名にし負う仕事振り。

麺は勿論ツルツルプルプル。この吸い心地の良い麺大好きです。
豚さんは前回が上振れだったのか、今回は柔らかいんですけどモソッとした標準レベル。しかも大きさは2枚合わせても野猿の豚1枚分有るか無いか。その代わり脂身が少なく臭みも無く、上品で食べやすい豚です。個人的にはやっぱり中山の豚が好き。

危うくノーマルのまま完食しそうになりますが、スープが冷めて来たところでハッと理性を取り戻し、カリィーさん椀をガッツと掴みます。

多くのジロリアン推奨、トッピングは麺上にを採用。それをまずはスープに浸けずに啜ります。

ブホッ!

当たり前ですがカレー粉なので啜るのが難しい。っつーか一度に全部投入したのが敗因か。
初めはマイルドなのですが、後から喉が焼けるように辛い!

スープに浸せば、和風カレーっぽさを醸しつつ、私にはかなりの激辛感が神経を焼き焦がし発汗を促しこれはバトルかトレーニングか?!

あっという間に麺を食べ切りもやしの残るつけ汁をククッと飲めば口腔がカッカと燃え鼻水が止まらなくなるスパイスパワー。このインパクトで50円は流石の二郎。18禁でお願いします。

さあ、張り切って2杯目だ!

小ラーメン(780円)+カリィーさん(50円)、ヤサイマシマシアブラマシマシニンニクです。

前回とちょっと変えてみようとアブラマシマシ。そして勿論カリィーさん。

今回、最初のつけ麺は券見せロットの一番最初、2杯目のラーメンはロットの一番最後だったのですが、つけ麺はただでさえ茹で時間が一番長く、ラーメンの麺カタメは一番早い。つけ麺の時は着席してからの待ち時間が長かったのですがラーメンの時は着席即コールで心の準備が出来ていなかった私は思いっきり間違い&舌噛みました…。
慣れて来た頃のミッシング、いたたまれない気分になりますな。

さてそれではと、今回は初めからカリィーさんをヤサイにバサリ。麺やスープではなくヤサイにカリィーさんの洗礼を。

まみれにまみれたドロドロカリィーなもやしキャベツに甘くカエシの旨味溢れる中山スープとプルプルアブラをバシャリと掛けてあっつあつを頬張ります。咀嚼ごとに溢れるヤサイジュースと鼻腔を貫くカリィーの辛味、上顎を愛撫するアブラの甘味と髄を煮出したスープの旨味。箸のみならず、贅沢にレンゲで汁ごとじゅるれば、体に悪いまでにエネルギッシュな二郎と言う食べ物が、五臓六腑に漲ります。

しかし、スープの色を見てびっくり。カレー色ではなくラー油のように真っ赤っか。道理で辛い筈でした…。

因みにアブラマシマシ、これはやっぱりマシ過ぎですね。結局はアブラの出し殻ですし、多い程美味しい訳でもなさそうな。ただ、これだけ入れて、野猿のような重いアブラにならないところが中山の凄いところだと思います。

はぁ~。ニンニクとスパイスで、めっちゃ新陳代謝UPです。
最近は、マスク着用が当たり前なのでどんなにニンニク臭くても、気にする必要無いのでは?

さあ仕事がやり甲斐有り過ぎて、折れそうになる平日も、そんな時こそ貴方も私も。

「ニンニク入れますか?」

ごちそうさまでした。