五ノ神製作所

小春日和の冬の晴れ間、こんな時にこそ宿題を。

「つけ麺」というカテゴリー、発挑戦のチャンスです♪

と、言うことでやって来たのはこちら!

五ノ神製作所、海老つけ麺のお店です。

つけ麺も初めてなら海老も普段はほとんど食べることは有りません。ビスクなんてお洒落な料理も有るようですがやはり未食。

店着12時15分の段階で行列は約50人。
待とうではないですか!

今回は割と女性やカップルも多めですが、行列環境は良くないです。普通に一般道、しかも途中はお隣のビルの喫煙スペースに面しており副流煙が。

こちらは行列途中で食券を購入、券を店員さんが随時回収しながら注文を確認して行きます。

入店13時25分、35分着丼!



トマト海老つけ麺(950円)+バジルご飯(200円)です。

めっちゃ焼いた海老の殻ーって匂い、こういうものなのか!

麺の上にはバジルペースト、こちらは間違いの無い大々大好きな香りです♪

それでは色々私の初めてを、頂きます。

ぱくり。

まずは礼儀に則りスープを付けずに麺のみを。
これは驚き、ラーメンの麺とはまるっきり違いますね。太くてもちもち、それでいながら歯切れ良く、味付無しながらかなり味わい深いです。
これはこれとして食べれてしまいそう、キリッと冷えているのがまた心地好し。ツルツルとした麺面がまたいいですね。

スープはトマトベース。熱々です。けれど、めんつゆのイメージでいましたが、結構オイリーなんですね。しかもドロッドロでポタージュよりももっとポッタリ。よくかき混ぜながら麺にチョイチョイ、味を見れば、海老が思いっきり勝っておりトマトっぽさはあまり感じず。但しミニトマトも2個入っておりこれトマト好きとしてはかなり嬉しい。

そして何だコイツは!?

ハンペンみたいなこれ、齧ってびっくりメンマです。味はスープの味ですが、それだけに不思議と違和感が有りません。

更に豚バラチャーシュー、

鶏チャーシュー、

微塵切りの玉ねぎも入っています。

チャーシューは、まあスープの味で食べる奴ですね。一言で言えば肉の塩煮という感じ。

つけ麺、スープの浸け具合をそのつど変えながら食べるのがかなり楽しい。今回の麺でだけ比べるなら、断然つけ麺のほうが美味しいです。この、味もさることながらツルツルシコシコギュムギュムした噛み応えが凄く好み。全粒粉入りというのもポイント高いです。

絶対に合わないと思っていたバゲットも、外側カリッ中フワッに焼き上げられており、スープをジュクジュクに浸して食べると追いパンしたくなる美味しさです。

そしてそろそろバジルで味変~。

む~、バジルと海老の香りの相性はちょっと微妙かなぁ。もう少し、殻系でない海老とならアリだとは思うんですけどね。

ちなみにこちらは一回はスープのお代わりが出来ます。勿論お願いしましたが、熱々のほうがやっぱり香り高いですね。

最後にバジルご飯投入~♪

う~ん、ご飯が柔らか過ぎの水気多過ぎで今一つ。私は昨日の玄米のようなパラリとしたご飯がいいですねぇ。
やはりつけ麺屋はつけ麺ということでしょうか。

さて、14時の時点でも行列は縮まず。並び直しておやつの時間の2杯目です。

海老味噌つけ麺(950円)+大盛り400g(100円)です。

見た目、全然味噌っぽくないのはもう悩まないことにして、相変わらずの海老海老に包まれながら頂きます。

ぱくり。

!!!

こ、これは!
味噌、圧勝!!

絶対トマトのほうが好みだと思っていたのですが、食べてびっくり、味噌のほうが断然美味です。

攻撃的な海老の香りを味噌の馥郁たる甘味が包み込みます。全体的にまろやかな味わいとなり、互いの個性を重ね合う、溶け合うスープのハーモニー。麺ともより一体感が生まれます。

そしてこのトッピングの茹でキャベツが!

これが影の主役です。スープに浸すとこの青やかな甘味にびしりとした海老味噌味がめっちゃくちゃ合って、悶える程の美味しさです。これはキャベツマシマシにするべきヤツでしたっ!

ただ海苔は期待した割には風味が薄く、始めから湿気り気味。これ多分、焼き海苔でなく乾海苔ですね。

ちなみに、今回スープのお代わりをしたらぬるかったのが残念でしたね…。

大盛りの割には見た目、食べた感じも大して増えたような気もしないまま気付けば完食。トマトも味噌もかなり味が濃く唐辛子も入っているので、卓上の胡椒&七味唐辛子は全く使う余地が無かったですね。何かお酢とか柑橘果汁みたいな酸味系が有ったら良かったんですけど。

やっぱり何かトッピングを頼めば良かったかな~。

けれどつけ麺、すっごく美味しいですね!
大好きになっちゃいました。
あつもりもためしてみたいけど、私はこのキリリと冷たく引き締まった麺、かなり気に入ったので次回以降、どうしようかと悩ましいところです。

ごちそうさまでした。