英訳するとホークアイ。
スパイか異世界ネタかのような名前を冠する埼玉県獨協大学前のインスパイア。
こちらで見逃せない限定が。
その名もつけティーナ~トマト豚骨つけ麺!
いや~…。
まじで遠かったわ片道50㎞。自転車で3時間半。
雨だし知らない道だし曲がる目印少ないし。
お店の看板が見えた時は、涙出そうになりました(笑)。
こちらは店内の券売機で券先買い、麺量、無料トッピングは即店員さんに伝えます。
12時45分、5人の行列に接続、13時5分、着丼!
つけティーナ~トマト豚骨つけ麺(980円)+麺増し(100円)+生姜(50円)×2+チーズ(100円)+カレー粉(50円)です。コールは野菜マシマシニンニクバジマヨ。そう、こちらはバジルマヨネーズかニンニクマヨネーズが無料トッピングに有るのです。
因みにつけ汁の丼は普通のラーメンに使われている物と同じ物。つけ麺のつけ汁にしてはかなりの気前の良さですね♪
まずは野菜からいただきます。
ぱくり。
茹でたてシャキシャキもやしは瑞々しく、溢れる果汁が舌を洗い、これからへの期待を加速させます。
キャベツ率は相当低めですが、歯触りの良いもやしが楽しい♪
IN!
!!!
もやし投入でつけ汁の味を味わえば、トマトでもない豚骨でもない、まさに初めての深い味わい。
間違いなくベースは豚骨。そこへトマトのトマト臭さを抑え旨味や甘味や酸味のエッセンスだけを的確に溶け込ませています。豚骨とトマトという個性の強い2つが互いに引き立て合っています。
イタリアンとは異なりトマトを生かしながらトマトに頼り過ぎず、きっちり自分のフィールドに引き込んだ鷹の目の揺らぎ無き感性を感じる逸品。
トマトソース的などろどろトマトを想像していた自分ですが、濃厚のベクトルが違ってこれは美味しい!
もうちょっとストレートで楽しみたいですが、加熱したいニンニクと溶けさせたいチーズも投入。
ついでにもやしでカレー粉を味見。うん、それなりに辛味有り。香りもなかなか高いです。
ごたいめーん!
熱々野菜でちょっとふやけた感じになっていますがまずはそのままひと啜り。
!!!
これがまたまた新食感。平打ちでうねうねねじれており見た目以上に柔らかです。私的にはもっとカタメが好きですが、加水率高くモチプルで、勢い良く食べられる奴です。
これが噂のバジマヨ!
正直マヨネーズのほうが勝っていますがほんのりバジル。
麺に絡ませてトマトにIN!
マヨの甘味や酸味、コクがプラスで油そば的!
それにこの麺、この柔らかな組成故か非常につけ汁との馴染みが良いです。汁を付けて麺を啜る…と言うより雑炊みたいな一体感を以て麺を食べられます。
更にカレー粉!
美味しくない訳が無いよね!
ただ、量的なアンバランスも有ったかもしれませんが、期待したほどチーズが生きて来なかったのはちょっと残念。塩分的にも脂肪分的にもつけ汁の中では割とライト。粉チーズのほうがインパクト出せそうです。
本日の豚さん。
は、デフォでは1枚しか入らない上薄めでボリュームは控えめ。
が、がぶりと噛み付けば。
旨い!
巻き込まれた中心部はぎゅむっと肉密度が高く、外側は少な目の脂身と赤身に味染み良く又その味付けが凄く好み。二郎の豚というより、いわゆるチャーシューの味わい、しっとりと柔らかくこれは素直に増すべき豚です。
トマト効果か脂肪分は高いはずながら食べ心地が軽やか。味も濃過ぎず調味に余分が有りません。
本音を言えば、ニンニクもチーズもバジマヨも入れない一番初めのつけ汁が一番美味しく感じました。
もともと麺カタメ好きで、最近、極太カタ麺率が高かったこともあり、多分ここまで柔らかい麺を食べたのも初めて。そういう意味でもとても斬新な逸品でした。
大好きな生姜だけど、今回はあまり要らなかったな…😅。
ごちそうさまの挨拶をすれば優しそうな目がにっこり笑う店員さんたち。
皆さん、程よい距離感と丁寧で穏やかな物腰で居心地が良いです。
ほかのお客さんの注文が多かったまぜそばや、来月の限定の冷やし中華も気になりますし、蒲田店は残念でしたがこちら本店はぜひまた行きたいです。
因みに店内にはこんなポスター。
筆致もデザインも非常に個性的なセンスの豚氏。
可愛くない筈なのに何故か可愛いい(笑)
ごちそうさまでした。