麺屋歩夢金沢八景店~見て食べてバカンス旨みー!夏限定ジャージャー麺

今月いっぱいは余裕で続くかと思っていた金沢八景店夏の限定ジャージャー麺

が、突如来週17日迄で終了宣告!

行かなきゃ!

【限定】冷やしジャージャー麺

麺増し1㎏、海苔、しょうが、マヨネーズ別皿、Ymm

これでも先手を打って減らして貰ったマシマシ野菜、そして真っ白なスクエアスタイルに映えるこれまた彩り豊かなジャージャー麺、三色弁当のような幾何学的な美しさ、なんて素敵なの!

と萌えに燃えながらいただきまーす!

ばくり!

麺は冷やしですがマシマシ野菜は熱々で、キャベツ率もとても高くしかも大降りカット、これは健康的ですねぇ。

早く食べたいジャージャーめーん!

ずるうっ!

ギッチリ詰まって麺リフトなど到底出来ない状態ながらビィンと突っ張る麺を引き出し引き出し啜り込み噛み締める麺、やっぱりそのままで旨い!

実は本日の麺、臨時休業の本店から運ばれたと言うことで八景麺ではありませんでしたがちょっと本店より柔らか目の茹で加減。その為か小麦の風味がより感じられます。けれど、奥に部分的に硬い麺ゾーンも。それを食べると、やっぱり自分の好みはバリカタと再認識もしてしまう私(笑)。

こちら、敢えてタレとあまり混ぜずに供することによって、始めは麺の味も楽しめる様にしているとのレビューも有りましたがこれも私には嬉しい仕様です♪

そんな麺の底には甘口ゴマダレ、去年より醤油を減らしたとのことで私的に一層好み、食べたい味そのもの!という美味しさに、テンションが爆上がります。

更にそこへ瑞々しい胡瓜の香りとこの胡瓜ならではの味わいが、これまた物凄~く良く合うのです♪

食べ始めるともうこれだけで完結してしまいそうな程の旨旨麺に更にネギゾーンに突き進めば…。

…。

ネギ層が分厚いぃ…?

見た目、確かに広きに渡っていたネギゾーン。胡瓜ゾーンが手前且つ一般的にサラダとして馴染み深くてサクサク行けたので気付きませんでしたが美味しいけれど刺激的な辛味も有るネギのこのボリュームはヤバい!!

「残りあと少しだったので全部入れちゃったんすよねー」byのりさん。

…あざーす…

タレに絡めてしまえば食べやすくはなりますが、それもネギのアイデンティティーに申し訳なくサラダ野菜並にバリバリ行きます。

うーん、鼻ツーン!

そんなネギで思いっきりリフレッシュしたところでいかにも濃厚そうな味噌を絡めればアルコールにも似た発酵臭と甘味も塩味も濃い目の凝縮した旨味が胡瓜に麺に絡みこれは真夏ならマシマシ五臓六腑に染みそうなパンチのある味わいです。

辛味は無く何かが混じっているのは分かるのですが所謂ジャージャー麺の味噌とは全く違うもののような。

野菜は入っていないっぽく、どちらかと言うと脂味噌に近いでしょうか。これにしょうがが実に合います。

そんなところで本日の豚さん!

赤身はしっとりギュムっとした歯応え、噛めばしょっぱめなカエシが染み出します。脂身はブリンと甘く赤身とも好バランス。やっぱり腕肉って好きですねぇ。

しかもこちらの豚さん、お肉の繊維が細やかで、ギュムッと引き締まっていても、寧ろ噛むとサクリと心地好く噛み切れるんです♪そんな豚さんにもたっぷりのネギがこれまた良く合う!

ついでにここらでマヨネーズも投入してみましたが、今回はゴマダレや味噌と調味料が多かったので私的には要らなかった感じでした。

うっかり食べ切ってしまいそうなところを我慢してスープ割り!

意図した訳では無いですが、味噌だく麺とゴマダレ麺と半々になっていました(笑)。

さあ、改めていただきまーす!

ずるうっ!

…ぬるいのが残念!(笑)

そんなスープは本店よりも、豚骨と言うよりコッテリと肉々しさ油脂感の有るスープです。薫りはちょっと控え目ながら口に含めばどっぷりと身も心も溺れるようなトロットロのまろやかなド乳化スープ、堪りません。

そんなスープが濃い目の味噌とゴマダレをガッツリと抱え込んで昇華した豚ポタにカムバックさせた海苔を浸し麺を味わい尽くした後に本当に最後のスープを単独で味わえば。

はぅう…旨いぃぃぃ…。

呑むと言うより食べるに近い濃密なスープに脳髄まで痺れながら…。

もっと早く来るべきでした!

本日も、慈愛に溢れる微笑みを絶やさない師匠と危険なジョークが止まらないのりさんの愛情にミチ満ちた逸杯に腹も心も充たされて帰路に着けば、自然と鼻歌がこぼれます。

優しさに包まれたなら

すべてのことはメンセージ…

ごちそうさまでした。