五穀味噌ラーメン蔵之介

本日は(雨ですが)お日柄も良く(何と大安!)、
20年降りにラーメンを食する事になりました私。

驚かれますけど、興味と機会が無かったもので。

と、言うことで参りましたのはこちら♪

五穀味噌ラーメン東松山店です。

なかなか良い暖簾構え。

店前にはメニュー看板。入る前に悩めます。

残念ながら日本語表記のみ。日本語の分からない方は通訳をお連れ頂く必要が有りますね。
微妙に海老味噌ラーメンのトッピングの満月みたいなものが気になります。

店に入れば待合室には何と一面の漫画本。

何故か少年漫画ばかりで少女漫画は一冊も無し。
店主かご子息の好みでしょうか。
置くなら、ちょい前アニメで第四期見て人物相関が全く分からなかった銀魂も置いておいて欲しかったぞ!

5組程待って着席すれば壁にはこんな文言が。

岡田さんって何やっているお人ですか?

割りと待たずに注文のお品が。

蔵之介特製ラーメン(1,408円)です。

「かなり量が有りますが、男性なら…」と注文を受けて行ったウェイトレスさん、(一応)女ですみません。

旨とろ角煮、炙りチャーシュー、ゴロゴロそぼろ、旨とろ煮卵、タンメン同量の野菜が全部乗せ。豚肉は三元豚、五穀味噌使用とのこと。

ボリューミーなトッピングの下から麺をチェック!

中太、緩やかに波打つ麺。

いただきます。

ぱくり。

!!!

お、美味しい!

かなり甘めの味噌スープに絡む麺は柔らかながらモチモチシコシコアルデンテ。
初心者にも恐らく食べやすい仕様かと。

味噌は麦、米、大豆、胡麻、落花生を使った五穀味噌。信州味噌をベースに北海道等いくつかの味噌をブレンドしてあるとか。正直、赤味噌系の味は淡色辛口系の信州味噌がベースとは思えないレベルですがまあいいか。また、「五穀」を雑穀のアワやキビの麹で醸造したものかと思った私的にはちょい方向性が違ってましたね。

野菜炒めはニラ、キャベツ、もやし、薄切りナルト。ナルト入り炒めって何か珍しいですがなかなか見栄えが。こちらもしゃきしゃきの歯触り、きちんと炒めてある油とキャベツの甘味、かなり美味しいです。これだけでも麺がススムクン。

さてそろそろと角煮を頬張ればうんうん、なかなかの食べ応え。が、赤身部分、圧力鍋調理ならではのパサつきが。角煮なら土鍋でコトコトトロトロに仕上げる私自家製のほうに軍杯を上げますね(プロに言い切りやがった!)。
ただしすっきりと脂の抜けた脂身はなかなかトロントロンに仕上がっています。また、もうちょい香辛料が入っていてもいいかとは思うのですがそれは邪道なのかな?

炙りチャーシュー、こちらの方が好みでした。薄いですがしっとりしており脂身との一体感が有りますね。炙りならではの芳ばしさも味わえますし、麺との相性もやはり宜しいです。

めっちゃ粗挽きのゴロゴロそぼろ、ラーメンにそぼろなんて有るんですね。こちらも味は割りと薄め、味と言うより食感担当。

おでんの卵が大好きな私としては、とても楽しみにしていた煮卵、黄味はちょい固まり気味ですが、ほほ~、これがラーメンの煮卵というものなのですね。やはり薄味で黄味の甘さが引き立ちます。白身もプリンプリンでこれ単独で美味しいヤツです。

大きめメンマも噛めば歯に食い込む弾力と乾物の甘味染み出る期待どおりの旨味に胸熱。これは海苔も欲しかった。

スープがかなり濃い味な分、全体的にトッピングは薄味でバランスは良いですね。
と言うか、このスープ、どう味わっても出汁使ってないです。ラーメン文化は出汁文化かと思っていた私的には初っぱなでこう来たとは軽くカルチャーショック。

とは言え、この甘め濃い目の味噌スープはかなり好み。ライス大盛で投入したかった…。

が、とにかく食べるのが遅い自分、人に合わせて食べ終えねばと、無我夢中で啜る啜る、咀嚼する、
熱い、熱い、跳ねる、跳ねる!必死!でも楽しい!

途中で卓上の調味料を試してみるのもご満喫♪

ベタですけれど生姜が一番美味しい!
入れれば入れる程美味しい!!
リンゴ酢はちょい微妙…。

そうそう、こちら、紙エプロンのサービスが有りました。これはスーツ着用時には非常に有難いですね。

うぅ~ん、ラーメンルネッサンス
新しい扉が開きました♪

私の人生にラーメンと寄り添う道へと導いてくれた殿方がたに、心からの愛と感謝を込めて。

ごちそうさまでした。