夏に一度行って以来、並びのきつさに足が遠のいておりましたが今の限定メニューが歴代No.1のツイートも頗る多く、又まさきさんやねぎ太郎さんに会いたくて、本日ようやく再訪です。
11時45分、15人の行列に接続、12時45分、着丼!
【限定】豚魚ラーメン(800円)+大盛り(100円)麺430g+ねぎ(50円)×2。②中華麺に変更。
shinさんプロデュース脂少な目ヘルシーバージョン。豚を炙りに。
コールは野菜マシマシしょうが、火の粉別皿です。
こちら、何と取り丼を貸してくれます。
スープ決壊も防げますし、野菜と麺をバランス良く食べられる何とも嬉しいお心遣い。
早速取り分けてみるとこんな感じです♪
それではまずまずヤサイをぱくり。
うーん、ザクザクシャクシャク心地好い食感、多めキャベツの甘味も嬉しい理想的野菜。
始めからカエシが掛けられているのでアブラを増さなくてもしっかり味が付いています。
それでは早々にご対めーん。
太い!
通常のワシワシ麺より細めとの前情報が有ったのですが、十二分にぶっといです(笑)。
ずるうっ!
!!!
うまっっっ!
フワモチ食感に小麦の甘味、唇を愛撫するプリプリ感が堪りません。
表面が滑らかながらこのウェーブ故にかスープの拾いも驚く程良好です。
なんて言うか、極太中華麺でありながら丁寧に打たれたきしめんにも通じるような…。
それもそのはず、こちらの2番麺こと中華麺は、準強力粉とうどん粉のハイブリッドであるそうです。
スープ!
ずぴっ。
!!!
色の濃さに反してまろやかなカエシ濃度、豚魚とは言え圧倒的な豚エキスのコク深さ、アブラ控えめながらずっしりと重心低く、想像以上に濃厚なスープです。
それでいながら鰹っぽい魚介乾物の薫りは噎せかえるほど豊かに立ち昇り、それでいながらこれだけ個々の主張が強くありつつ互いを相殺すること無く引き立て合っています。
これはフィーバーするはずだわ…。
ねぎは勿論相性良しですが、しょうがは私的には更にマスト。とても爽やかになります。
夢中で麺と野菜に走りつつ、チラチラ気になる本日の豚さん。
拳豚でございますね…。
ぱくり。
うぉお…。
炭火で焦がされたこの表皮、厚みあるからこその犬歯を食い込ませて行く野獣的高揚感、ギュムギュムの弾力故の肉から溢れ出すアミノ酸の旨味、見た目以上の食べ応えです。
それではいよいよ別皿火の粉ことオリジナルブレンドの唐辛子をぱらり。
ずるうっ!
おおこれは!!
確かに切り裂くような辛味が舌を焼きつつも、ただただ攻撃的な辛さではなくスッと大気に融けるような爽やかさ。
辛いのが基本的には苦手な私ですが、この辛味は凄く好きです。
更にねぎ太郎さんオススメのお酢を IN!
するとこってりスープにまろやかな酸味が寧ろ甘やか。これもまた善き善きですねぇ。
さあ、並び直して二杯目です。
13時5分、11人の行列に接続、
13時45分、着席!
…。
実は、まさきさんはカウンター3席テーブル席2席という構造。
そして1杯目、2杯目共にカウンター3席のセンターを張る私。
実力無いんでちょっち恥ずかしいんですが(笑)。
13時55分、着丼!
汁なし(750円)+大盛り(100円)+ねぎ(50円)+生卵(50円)×2、②中華麺に変更。アブラ控えめ。
コールは野菜マシマシしょうが、火の粉別皿、マヨビーム(マヨネーズ)です。
アブラ控えめの仕様にして貰っておきながら、マヨビームをコールする矛盾…(爆)。
そこはテヘッと頂きます。
ぱくり。
あ~!
やっぱり野菜にマヨビーム、美味しいですねぇ。
普段はマヨネーズは常備しない程度には非マヨラーなのですが、ラーメンと食べるの好きなんです。同じ油でもマヨネーズって、酸味甘味香辛料の風味が寧ろさっぱりに感じられます。
麺リフト!
漆黒の醤油ダレを纏った麺がエロ過ぎる件!
ずるうっ!
!!!
こ、これは!
豚魚でも勿論美味しかったのですが、この中華麺を200%活かすなら、私は断然汁なし推しです!
元々、アブラや味付けの強目傾向の汁なしは、私的にはあまり得意なカテゴリーではないのです。
が、前回の初訪時にも思いましたがまさきさんの汁なしはかなり私好みなのです。
今回はアブラ控えめにして貰っているので更にストライクゾーンど真ん中、麺の味わいがストレートに舌に飛び込んで来ます。
スープに溶け出ず封じ込められた小麦の旨味、熱気と共に匂い立つ香気、口腔で弾け回るブリンブリンの力強さ、ラーメンでは感じにくかった麺の剛健なコシ、堪りません。
醤油ダレそのままの味見はさすがに控えましたが麺の味が活きるバランスの良さ。
前回はカレーペーストのインドを増したのですが、そうすると味付けが多くなり過ぎる感じで個人的には今回のほうが好みですね。
こちらは角切りコロコロ炙り豚。
炙り面積が多い分、芳ばしさが増しており、その分焼き締められてちょい硬め。マヨネーズをちょっと付けてジャンクに行くのもまた宜し。
そしてこの焦げてカリカリになってちょっと解れたような破片が汁に散って更なる風味を増しています。
ねぎやしょうがも勿論好相性ですが、やっぱり火の粉のパンチが美味しいです。次回は辛ねぎを試してみたくなりますね。
いつも汁なしの卵黄の存在感が感じられないので今回生卵を2個増してみましたが、麺がツルツル掴み難くなるだけなので、私にはあまり向いてないよう。せっかく増すなら次からは味玉にすることにします。
それにしても初めましてのリアルガチねぎ太郎さんが想像以上に真面目な男前でちょっとびっくり。
そしてそんな可愛い助手への愛情故か、前回より慈愛味を増したまさきさんの柔らかな笑顔が印象的な今回でした。
お客さんも、並ぶのを承知で近隣、遠方、小さい子連れから男性女性、年齢層も幅広く、このささやかな空間を満たし満たされ更に愛されて行く名店だと思います。
ごちそうさまでした。