ラーメン鷹の目蒲田店~ド・濃厚豚骨つけ麺&彩り野菜サラダな台湾まぜそばは豚も驚く逸品だ!

店主交代リニューアル、そんな鷹の目蒲田店、接客やクリンリネスにも力入れますとのツイートに、更に今の限定が台湾まぜそば

しかもこちらにはつけ麺も有るとなればチェックせずにはいられませぬ♪

12時店着待ち無し、12時10分着丼!

つけ麺(大)麺400g(1,000円)+しょうが(50円)
コールは野菜マシマシガリマヨです。

こちらは麺上に野菜を盛るスタイル。
久しぶりに普通の丼、マシマシなのに少なく感じてしまうのはきっと気のせい(笑)。
いただきます。

ぱくり。

うんうん、柔らかなキャベツ、程よくシャキもやし、熱々よりは冷め気味ですが及第点の野菜です。
キャベツ比率は低めで色も薄い葉の部分ばかりなのでキャベツの存在感はあまり有りません。

それではつけ汁、さていかに。
もやしを浸してぱくり。

!!!

こ、これは!

めっちゃ豚豚ド・豊潤!!!

まさに豚のコンソメスープ。
デフォで入る背脂を抜いて貰ったことも有りギトギト感は皆無。ピュアなポークブイヨンの深みのある味わいが波のように押し寄せます。
塩分を感じさせない旨味はまさに口福、余分なものの入らない頭抜けたつけ汁です。

旨ぁ~…。

浸ければ野菜が勿論ウマウマ、さあその下からご対め~ん!

つるるっ!

くっはぁぁっ!

プルプルグミグミ、喉越し良く夏にも食べやすそうな瑞々しい麺。穏やかに小麦の甘さが滲み出る、良い意味で万人受けの良さそうな美味しさと食べやすさを併せ持つ麺です。
しかも単独で食べてもつけ汁に浸けても、柔軟に表情を変え、同調して常に負けも勝ちもしないオールラウンダー。非常に優等生な麺です。
野菜と接していた麺がちょっと温くふやけてしまっていたのが残念、野菜をつけ汁に盛ってしまってつけ汁が薄まるのを防ぐ仕様なのだと思いますが自分的には野菜はやはりつけ汁に入れて欲しいですね。

そして超度肝を抜かれたのが豚さん!

どでかくてぶ厚くて、何と麺の上に立つんですよ!

つけ汁の中に沈められて供されるので、引き上げた時は箸では持ち上げられずレンゲレスキューでようやく麺上へ。

見るからにヤバい奴ですがこれがまたまたガブリと行けば!

ふんまっっ!

ちょっと濃いめの味染み染みで、赤身は繊維感無くホロッホロッ。それでいながら煮過ぎ感が無く脂身も脂っこさ無くしっとりプルンプルン。ボリュームも味も💮💯!

更に常連さん達オススメの麺にガリマヨ。

和え和えしてズルッと啜ればああ成程。

軽くジャンクなガーリック風味ではあるもののマヨネーズで全体的にマイルドに。
オイリー感は増しますが、酸味と甘味も付加されるので、見た目程油っこくは有りません。

そこへ冷めて来たつけ汁をザバリとかければ冷やし汁なし的な1杯に。これはこれでアリですね。
ただデフォで付く魚粉はこれだけしっかりとした豚エキスのつけ汁に溶け込むとちょっとしつこくもなるので野菜と食べるのがベストかも。

いや~。
さっぱりさらりとつけ麺、と思ったら、思った以上に濃厚でウマウマな1杯でした。

と、言うことで即2杯目。

台湾まぜそば(大)麺400g(1,080)+カレー(50円)
コールはニンニクシビレ別皿です。

少し大きめの丼なのかな?
フレンチのように美しい盛り付けです。

ぱくり。

やっぱり麺が美味しいです。
川口店より細めなのも確信されますが、あちらよりタレと麺の温度が低めなことも有りやはり穏やかな小麦の香気。

タレの味付けや油分もこちらのほうが控えめであっさりしており、具材の量はこちらのほうがたっぷりです。しかも、カットが凄く丁寧。ニラの長さ、ねぎの薄さ、二郎系に有りがちな乱雑さが有りません。ただ、味付けが濃くない為か、川口店の物程ニンニクのインパクトは強く出ない感じです。

そしてまぜそばにしては麺をきちんと引き立てるタレの味、麺、彩り野菜で食べるのが美味し過ぎて勿体なくて混ぜられないまま、あまつさえは台湾ミンチもほとんど減らないまま麺はどんどん無くなって行きます。

慌ててシビレを投入すれば、粗挽き花椒の爽やかな香気が口中に弾け清々しさマシマシで更に麺が進みます。

更にカレー粉をちょいとまぶせばサラッとしていたスープがドロンドロンにジャンキーさを増していかにも汁なし的なパンチのあるカレー台湾、これは間違いない奴ですね。思った以上に香り高く本格的なカレー粉です。

あっという間に麺が無くなり追い飯オーダー。

追い飯大盛り出来ますか?
と聞いたところ、量は決まっているのですがと言いながら、おまけしてくれた店主様、ありがとうございます。

そこへカレー粉の残りを全投入でまーぜまぜ♪。
うぅ~ん、やっぱりカレーはライスなのです。
台湾ミンチもニラニンニクも、海苔ねぎ豚に異国情緒な花椒も、ついでに麺の端っこも、みんなみんなタレでまとめて一気に口に頬張れば、世界人類皆兄弟、こんな今でも世界は一つ。
愛と平和で満たされて行きます。

噂の新しい店主様、分からないことを聞けば丁寧に教えてくれますし、マスクを着用せずにおしゃべりを始めたお客には毅然と且つ居丈高でない非常に模範的な注意をし、券売機におつりを忘れたお客が居れば厨房内からすぐ気付いて声を掛け、コップを複数使った客にも次回からはお一つで、と客が素直に受け入れやすい言い方をする等接客は非常に好印象。勿論調理も麺の茹で時間は秒単位、あと二人居る男性、女性の若い店員さん達との連携も素晴らしくまさに店内管理ホークアイ
二郎系特有の緊張感もあまり無く初心者の人も入りやすいお店だと思います。

それにしても川口店と蒲田店、同じメニューでもまるで別物。どちらが良いかはまさに個人の好みですね。
私的にはこちら、グミグミ瑞々しい麺とあっさり目の味付け、豚感の強いベーススープ、アブラ控え目のカスタマイズが出来ること等、凄く好み。毎月通いたいお店になりました。

厨房奥を見れば10号すり鉢も積まれているのが見えましたが、こちらはメニューが豊富なので、1品麺増しするよりは、限定と通常の2杯連食が良さそうです。

ごちそうさまでした。