10月1日に一周年を迎え、昨日は1日のみの限定「渾身の味噌」で大フィーバー。
そんな国分寺の新たな風物詩を歴史に刻み、明けの本日通常営業。
まだまだ勢いにノリノリの、豚ノヴァさんに今日は突撃ー!
【限定】ラーメン味のつけ麺
麺1Kg通常の硬め
玉ねぎW
生姜
背脂普通
味薄め
Ymm Ns
このラーメン味のつけ麺、所謂通常のつけ麺の辣油と酸味抜きの事だと思うのですよね。
勝手知ったるお客なら、割と頼める仕様ですけど、より一般的な方達にも、デフォのスープと締めた麺を楽しんで頂きたいと言うお店のアピールなのでしょうか。
と、言う事で、勿論今日のチョイスです♪
が、
GO店主さん「酢、入れていい?」
?!
デフォのラーメンのスープとは違い、ラーメン味ですが酢が入る仕様の様です。
又、前回の塩つけ麺で気に入ったつけ汁に入る白い固形脂と勘違いして、無料トッピングの背脂を初めて増してしまいました。
と、今日もオーダーとデジタル券売機に奮闘しつつ、さあ頂きます!
ばくり!
新人助手さんに盛って貰ったら少なくて、ラーメン券一枚追加購入にて野菜を更に盛って貰った為に増した背脂は野菜の中にサンドイッチ。
豚ノヴァならではのクタキャベモヤシは頬張ればまさにスープを吸い上げて豚感溢れるジューシー野菜。凄く「濃い」野菜です。
それでは早速豚ノヴァめーん!
ずるうっ!
おおお!
ブリンブリン弾むこの活きの良さ、ムチモチブツリとバリカタ寄りの噛み応え、プンと弾ける小麦の香味。
前回とはまた違い、より力強さを増しながら喉越し軽やかツルンツルン、軽やかで有りつつ存在感の有る麺です。
そして気になるつけ汁!
つぴり。
くぅっ!
時間的には非乳化の筈ですが、浮かぶ脂の為か非常にまったりとして私的にはド乳化にさえ感じるまろやかながら脂と豚のギンギンに効いたスープ。舌にまったりと纏いつく旨味が堪りません。
味薄めなのでより豚エキスの甘味が前面に感じられ、どっしりと重みを感じつつもその喉を滑り落ち胃の腑を熱くするノヴァマグマのダイナミズムに全身の血潮が滾ります。
本日の豚さん!
前から思っていたのですが、ほぐし豚でなくてもかなりほぐれ豚。
前年末のポストではバラの筈ですが毎回ほとんど赤身で脂身の無いホロホロ豚です。
スープと一緒に味わう前提だとは思いますが私個人的には思い切り豚だけに齧り付きたいのでスープに入れると更にバラバラになってしまう為、やっぱり単独で味わいます。
野菜の中から発掘、初背脂!
ぱくり!
?!
味付き脂の筈ですが、もはや野菜と一体化しており肝心の味付けが私のバカ舌では分からない!
けれど、肉カス入りと聞いており肉肉しい脂身は好きでは無いので増した事の無かったアブラですが、割と脂身率が高く私の好きなプルプルアブラ。
多分液体脂も入っている為、いつにも増してスープや脂が野菜の下にたっぷり。多分味付けもそれらに溶け込み野菜に満遍なく絡んでいるのだと思います。
不思議な事に、背脂が増されて脂っこくなると思いきや、背脂無しだとスープ由来の油分が炒め野菜の様に強く感じられるところ味付きアブラが合わさる事により甘さに転じよりまろやかな味わいとなっています。寧ろ背脂無しより脂っこさを感じません。
そんな旨野菜、もはや「おかず」ではなく「ふりかけ」野菜。脂界の錦◯梅。麺に乗せれば野菜のジャクジャク食感も合わさってエンドレスな麺泥棒!旨い!!
それでもやっぱりゴージャスに行こうよ、大本命のつけ汁を!
っくぅー!
やっぱりノヴァはスープが神です。
この時間にしてこの旨味薫り濃厚さ。
更にこのたっぷりの白脂とカエシのハーモニーに幸せになります。この背脂、塩で目覚めましたけどラーメン味でも凄く美味しい。
玉ねぎや生姜の生ならではの清々しさを挟めば常にさっぱりとまったりの無限ループ。
つけ汁は丼にたっぷりで、ラーメン以上に脂分が多いのか冷めにくく、気付けば辛い系でもかかない汗が顔を流れます。
そして驚いたのが最初に聞かれた酢の効果。カエシ同様、酢の酸味をやはり最後に一番感じるのですがカエシの濃さを和らげながら最後に自然とさっぱりさせる事で卓上調味料を自分で加える事無く後味の良いフィニッシュを迎えるのです。
美味しかったです!
賑やかな店内で周年祭の余韻を楽しむ事も出来、今年度も楽しみな豚ノヴァさん。
ごちそうさまでした。