自家製麺浜一~自家製細麺新境地!あらゆる官能を刺激する鋼の麺でカリーを喰らう!

台風一過。
朝から上がる気温とtension、そう、今日は浜一さんで、待望の細麺が限定にて登場するのだ~!!!

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【限定】カリーつけ麺
【限定】細麺
麺増し800g
野菜マシマシマ
玉ねぎ
生卵
麺固め味薄めアブラ少な目
コールは魚粉生姜です。
太麺は上限1㎏ですが、細麺は800gまで。
末広がりの良い数字❣️

着丼と同時に山頂が崩れ落ちましたがこの野菜の下に麺がいるはず。
それでは遂に遂に念願の細麺!
いっただっきまーす♪

ザザザッ!

折角のカタメ細麺、真っ先に発掘目指して野菜は口に運びつつガンガンつけ汁に移動させます。
元よりつけ汁は野菜の味付けにするという解釈の私、倍倍速で箸を動かしいざご対めーん!

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ずるうっ!

!!!

まずは素のままずずりましたがこんな麺初めて!
脳裏に浮かぶ「鋼」の言葉、その細さからは思いもよらぬ圧倒的存在感に度肝を抜かれます。
固いと言うより、圧縮された小麦がグイグイ歯を押し返す感じ、共に弾けるオーションの風味は力強く、且つ太麺には無いパッツンパッツンの歯切れの良さがまた愉しさ美味しさ面白さマシマシ♪

ツルツルプリプリスープの味を邪魔しない、そんな一般的な中華麺とは全くの別物。表面はあくまで浜一極太麺同様多少でんぷん質を纏うワッシワシ。啜ると言うよりやはり箸で運んで食べる麺です。頬張れば顔面毛穴じゅうに溢れ出す小麦の旨味。息を吸うように脈打つように、無意識的に忘我の境地でひたすら素の麺をかき喰らう手が止まりません。

が、香るカレーにハッと理性を取り戻し。

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ぷふゎ~!

温かいカレーのつけ汁は、味薄めアブラ少な目の為か豚出汁感がガツンと来ます。
それに添う穏やかなカリーのスパイス風味と後から喉に来るピリッとした辛味。ラー油や玉ねぎ、ブラックペッパーの重層的な辛味です。
じゅんわりそんなカレーを吸い上げたシャキシャキ野菜が旨ぁ~!

そんな野菜を一口分ずつ再びすり鉢へ。
麺にワンバンさせつつ食べ進めれば自然に滴るつけ汁を纏った細麺、啜ってみれば驚きの変容、ツルツルグミグミ怒涛の喉越し!
これまた野菜with麺が止まらない件!!

こんなそうめんみたいなめんこい麺も♪

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本日の豚さん!

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…。

券売機のボタン、豚2枚って書いてあるんですけどなんかバグってませんかね?!
もはや厚みとか肉の判とか関係無しにとにかくデカイ!隕石みたいなブロック豚です。

以前はちょっと味が濃過ぎに感じる事も有りましたが本日は私的に丁度良い味加減。
ホロホロギュムットロリンチョ、どこから食べようか、いや解体しようか。非常に悩ましい巨豚さんです。
カレーつけ汁とも合いますが、生姜もとても合いますね♪

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コロンコロンの可愛い奴発見!
店主様、いつもありがとうございますm(__)m。

麺も野菜も少なくなって来たところで本日はすり鉢につけ汁 IN!
そしてこれまた店主様のご好意で双子になった生卵を溶き入れ混ぜそば風に。

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魚粉部分、玉ねぎ部分、見た目以上に底までたっぷりが嬉しい生姜、まろやかな卵黄をそれぞれポークカレーベースに楽しんで…。

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はぁあ…。

限定カリーのつけ汁も美味しかったのですが、私的にはやっぱり今回の大主役は麺でしたね。
予想していたような以前の細麺の延長線上ではなく全くの別物。まさに鋼の錬麺術師店主様の生み出した新境地の細麺です。
麺を味わうならやっぱりつけ麺と思いましたがこの麺ならば汁なし、汁ありでも絶対美味しい、いつもは水締め麺派の私ですが、色々な食べ方をしてみたくなる力強い麺でした。
しかも最後まで全然伸びることが無かったのもすり鉢の民としては嬉しいところ(笑)。

ごちそうさまでした。